学校や独学でせっかくスキルを身につけたのに、地元で別の仕事に就いている。
一応、志望業界では働いているけれど、地方の会社ではキャリアアップに限界がある。
そんな現状を変えるために、東京で転職先を探したいと考えている人も多いのではないでしょうか。
挑戦したいという気持ちはあっても、
- 地方から、東京の会社の情報収集はどうやってすればいい?
- 内定までどれくらいの選考ステップがあるんだろう。
- 地方在住者は不利にならないだろうか。
など、不安は尽きないものです。
そこで、当サイト「みさぽ」では、広告業界に転職した人の就活体験レポートを集めました。
地方から上京して広告関連企業に転職したい人への、転職体験者からのアドバイスをぜひ参考にしてください。
また、地方にいる間はあまり気にしていなかった注意点も挙げていますので、広告関連企業に応募する前にチェックしておきましょう。
目次
憧れだけで目指していない? まずは業界研究から
この記事を読んでくださっている方の多くが、広告業界に興味を持ち、就職・転職を希望していることだと思います。
広告会社といえば、電通・博報堂や、外資系のマッキャンエリクソンを連想する方が多いのではないでしょうか。
広告業界には大きく分けると3種類あります。
①総合広告代理店
1つ目は、総合広告代理店です。
電通・博報堂・マッキャンエリクソンや、アサツーディ・ケー(ADK)や、大広などの超大手はもちろん、KADOKAWAグループ、スターツグループなどの上場企業もあります。
②専門広告代理店
2つ目は専門広告代理店といい、特定の媒体を専門として取り扱う広告会社を指します。
読売広告社・日本経済社(新聞等のメディア)、東急エージェンシー・ジェイアール東日本企画=jeki(交通広告等のメディア)などの大手企業があります。
③インターネット広告代理店
3つ目はインターネット広告代理店です。
近年、ネット広告市場は近年急速に発展しており、2019年にインターネット広告費はテレビメディア広告費を上回って初めて2兆円超えとなりました。
サイバーエージェント、オプト、セプテーニ、アイレップといった大手代理店のほか、リクルートグループやトランスコスモスなども広告事業に参入しています。
電通や博報堂に強いこだわりを持ってなく、広告業界で仕事にしたいと考えているなら、中堅総合広告会社へのエントリー、他の種類の広告代理店にも積極的に応募すると、選考に進める確率は高くなるでしょう。
デジタル広告を筆頭に、メディアを取り巻く環境が大きく変化する中、自分の学歴や経験を生かせる会社、将来性のある会社を客観的に知りたい人もいると思います。
広告業界に強い転職エージェントも多数ありますので、登録して電話やメールで個別相談をしたり、地方にいてもオンラインセミナーに参加したりするのもお勧めです。
広告業界の面接対策
広告業界を目指して就活をするなら、まずは業界についてきちんと答えられることが必須です。
「総合広告代理店、専門広告代理店、インターネット広告代理店の各分野について、代表的な会社についてきちんと知っていますか?どんな手法が用いられていて、それぞれの会社で強い媒体は何でしょうか?」
「各分野に行きたいという意思がありますか?一本に絞っていますか?併願しているのでしょうか?」
業界研究をふまえて、初めて「なぜ御社なのか」を論理的に話せるようになるのです。
東京の広告業界での選考の実態はコレ!
広告業界独自の選考方法に、クリエイティブ試験があります。
クリエイティブ試験の主な課題には、次のようなものがあります。
①商品を売り込む視点やコピーを書く問題
何の変哲もないようなコップなど、身近なものが提示され、これを売り込む方法をできるだけ多く書いてください、といったものです。
②ストーリーの記述
テーマが提示され、それに基づくシナリオや物語を書くといったものです。
生活の中のよくあるシーンで共感、提案力のある文章が書けるかどうかが問われます。
③奇をてらった問題
「そば屋に来た人にうどんを注文させる広告を考えなさい」といった、ユニークな問題もあります。
コンサルティングファームの試験でも「駅前のクリーニング店の1日の来店者数を予測し、集客戦略を考えなさい」といった、一見似た問題が出されます。
しかし、コンサルの試験の場合はロジカルに考えれば解答でき、「正解」があるのに対し、広告業界の試験には正解がありません。
いろいろな切り口でアイデアを出すことができるか、という発想力が問われていることを意識しましょう。
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広告業界ではグループディスカッションの対策も必要!
「クリエイティブ試験」で出題されるようなテーマで、グループディスカッション選考が行われる場合もあります。
既卒や第二新卒で就活中の人は、グループディスカッションにも備えておきましょう。
他人の回答を否定しないという「ブレーンストーミング」のスタイルで会議ができるかといった点や、他の人の回答に刺激されて「自分ならこういう答えを考える」と二の矢、三の矢をつげる人が有利になります。
広告会社では、クリエイティブ部門の社員だけでなく、営業でも事務の仕事でも発想することは必要です。
単にプレゼンが上手かといったテクニックだけではない、相乗効果を引き出すコミュニケーション力が問われているようです。
ほかにも「みさぽ」では地方から東京に転職した先輩たちのたくさんの体験談を集めています。
成功事例と失敗事例、両方をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
広告業界では、中途採用でも複数回面接に出向かなければならないのが実態です。
そこで、「みさぽ」では面接に行くときの東京での滞在場所でお困りの方に向けて
無料上京相談
を実施しています。お気軽にご相談ください!
東京の企業に転職して、一人暮らしできるか心配な人には?
地方から上京して転職した人に困ったことを挙げてもらったところ、最大の問題は「住むところをどうするか」でした。
広告企業の本社は多くが都心にあり、現実的に、会社のすぐ近くに住むことはできません。
そこで、当サイト「みさぽ」では、電車に乗る時間が片道30分以内、会社からドアツードアで1時間以内など、皆さんの通勤の要望に合った条件を一緒に考え、物件探しのお手伝いをしています。
会社の立地によっては、23区外や神奈川・埼玉・千葉といった近県に住んでも通勤に困らないケースもあります。
もちろん、せっかくの上京なので、住んでみたいエリアや路線がある人もいるでしょう。
選考が進んできたり、内定を受諾するか迷ったりしたら、地方から上京する方の場合、立地を判断材料としてみてはいかがでしょうか。
広告業界大手の企業の立地や特徴をチェックしてみましょう。
他にも東京には広告業界の優良企業がたくさんあります。
転職におススメの、「ホワイト企業」をまとめましたので、参考にしてみてください。
まとめ
広告関連企業に転職した人の就活体験に基づき、転職のコツをまとめると以下のことがわかりました。
広告業界転職のコツ
①エントリーまではweb説明会、web面談を活用して上京せずに済ませる
②書類は志望動機、やりたいことなどを客観的に添削してもらう
③面接、クリエイティブ試験、グループディスカッションには事前に想定問答集を作っておくこと
④入社企業に迷ったら、立地で選んで一人暮らしに備えよう
上京して広告業界に就職・転職したい人は無料相談へ
最後に、東京で広告業界への就職・転職をめざしたい方や、この業界についてもっと詳しく知りたいけれど、どうすればいいか分からないという人に
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