上京するとやりがいのある仕事に出会える?3つのお悩みに答えます!

地方在住で、東京の求人も見てみようかなと漠然と考え始めている皆さん。
転職してやりがいを得るには何を考慮すべき?それは東京でかなえられる?
という疑問から、このページをお読みくださっていることでしょう。

そこでこの記事では、無料上京相談を実施している当サイト「みさぽ」が、東京で仕事を探す際の注目ポイントや、皆さんから寄せられたお悩みの中でよくある質問をご紹介します。

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本当に転職すべき?まずはやりがいの中身を知ろう

総合求人・転職支援サービスの「エン転職」が利用者対象に実施した「仕事のやりがい」についてのアンケート(2015年)によると、景気がまだ良かった当時でさえ、48%の方が「やりがいを感じていない」と回答。「やりがいを感じている」方の39%を上回っていました。

「やりがいを感じる瞬間」の設問では、最も多かったのは「お礼や感謝の言葉をもらったとき」(61%)という回答です。
このことから、今の職場がクレームや叱責を受けやすいなど、メンタルヘルス対策が不十分な職場環境なら、転職して環境を変えることがよく、逆に、顧客や社内の人間関係が良く満足しているなら、安易にその職場を手放すのはもったいないと言えます。

「転職先を決める際に重視したこと」では、やりがいを感じている方は仕事内容そのものへの興味・関心で仕事を選んでいるという傾向がありました。

単に給与や条件を上げたいだけなら、地元で転職しても、今の会社であと数年頑張っても改善されるかもしれません。
しかし、地元に自分がやりたい仕事の求人がなくて悩んでいるのなら、東京の求人を探してみることも解決策になるでしょう。

まだまだ東京には一極集中の傾向。しかし職種によっては地方にもチャンスが

「東京一極集中」という言葉を聞いたことのある方は多いのではないでしょうか?
実際、企業や産業の中心は東京にあり、地元ではなく東京で仕事を探す理由として「希望する仕事がなかったから」という声が多いのも事実です。

とは言え、一方で東京一極集中を是正する動きも出ています。

ここでは、東京一極集中の現状と、何が変わり始めたのかをご紹介します。

東京には大企業の本社が集中

国土交通省の2019年に公表した「企業等の東京一極集中の現状」という資料によると、上場企業の本社所在地では、東京都が1823社で全国の半分強のシェアを占めていました。

上場企業本社数の全国に対する構成比については、2004年から2015年の間に首都圏が5%以上増加しています。

その理由の一つは、東京の再開発が盛んであるからです。

例えば、渋谷や池袋と並んで再開発が進んでいるのが江東区の豊洲周辺です。
豊洲市場の会場で注目されたエリアですが、大型の賃貸オフィスビルや商業施設もできて、ここに本社を移転してくる会社も増えています。

地方には企業の数、本社の数が少なくて、やりがいのある転職先が見つからないという方は、やはり上京して探した方がチャンスは多いという傾向は、しばらく続くでしょう。

大手企業志望の方は上京転職に挑戦を!

前述の国土交通省の資料によると、資本金10億円以上の企業数の地域別のシェアについて、1990年代以降の推移を見ると、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県という首都圏のシェアが上昇傾向にあります。

東京都だけでも全企業の約半数を占めています。

上場企業の本社所在地も、東京都が全国の半分強のシェアを占めているのです。

大規模な事業があるからやりがいを感じる方、結婚・育児をしながらでも働きやすいからやりがいを感じる方、やりがいを感じる要因はさまざまですが、そうした条件を揃えやすい大手企業への転職を目指して上京する方はやはり多いと言えるでしょう。

上京転職すれば成長産業でやりがいをつかめる!

さらに前述の国土交通省の資料によると、従業員数1,000人以上の事業所の東京都のシェアは情報通信・不動産・専門学術研究等で特に高くなっており、情報通信では事業所の7割以上が東京都に集中しているのです。

また、GDP(企業の最終売上を集計したもの)は、情報通信・金融保険業の東京都のシェアが特に高い、という結果が出ています。

IT業界は急成長をしているのでやりがいを感じられる方はもちろん多いですが、不動産業界、金融、保険といった業界を志望する方にも、上京転職がお勧めと言えるでしょう。

外資系企業でやりがいを追求したい方にも上京がお勧め

また、前述の国土交通省の資料には、外資系企業の本社所在地は首都圏が8割以上、75%が本社を東京都に置いているという統計があります。

東京都の中で外資系企業の本社が最も多いのは港区です。
次いで、2位が千代田区、3位が中央区となっています。

港区に外資系企業が多いのは、各国の大使館が集中していることと、居住エリアとしても環境が良い事が理由です。

外資系企業にやりがいを求めて上京される方は、通勤が便利なエリア内で快適な住まいを追求してみてもいいかもしれませんね。

本社機能移転とテレワークで、地方にもチャンスが拡大

さて、国土交通省の資料では、地方へ本社移転を実施した企業等へのヒアリングについても紹介されています。
リスク分散や取引先への近接等を目的に、東京都から地方への本社機能の移転が進んでいるというのです。

移転された機能は、経理・法務・開発・顧客とのやり取り業務(の一部)等で、管理部門間では比較的定型的な連絡で済むことが多く、地方立地しやすいと答えた企業が多かったそうです。

このような職種を志望する方なら、地元の求人をチェックしてみる価値はあるでしょう。

営業、購買、宣伝部門は、外部との交渉ごとが多く、引き続き東京に機能を残す企業が多いということなので、地方移転は職種によると言えるかもしれません。

さらに、最近注目を集めているテレワークが導入されている企業を探すという方法もあります。
国土交通省の資料では、テレワーク従事者は情報通信業、金融・保険業等で多いと分析されています。

地方には希望する仕事がないと悩んでいた方も、いまいちど地元の求人を探し、東京の求人と比較してみてください。

キャリアアドバイザーが答える仕事のやりがいQ&A

ここでは、過去に上京を迷われていた方がどのような相談をしていたのかご紹介します。

当サイト「みさぽ」のアドバイザーが回答していますので、参考にしてください。

上京して働く場所によってやりがいは変わるでしょうか?

マイナビ転職が東京23区内に勤める男女25~39歳の会社員を対象にしたアンケートによると、働きたいエリアで男女ともに1位は丸ノ内という結果になったそうです。

その理由には「日本を代表するビジネス街なので」「丸ノ内OLという響きに憧れる」という声もありました。

隣接する大手町も「高層ビル群にモチベーションが上がる」といった理由が挙がっています。

また「金融街の中心だから」という理由で日本橋を挙げる方もいます。

企業が本社の立地を決める際も、大企業の本社が集中しているエリアだと企業のステータスが上がるから、という理由が多いのですが、そこで働く方にとっても、ビジネスの中心、その業界の中心の場にいることによって、やりがいやモチベーションを感じる効果は大きいようです。

上京すればやりがいのある求人はすぐ見つかるでしょうか?

もちろん大手企業や急成長中の企業からの求人は常に出ていますが、上京後に希望する仕事内容や自分の経験、やりがいに見合った職種の募集があるとは限りません。

大手であっても欠員が出たら採用する、という原則は変わらず、採用人数が少ないので転職エージェントを介した非公開求人という形をとるケースも多いのが現状です。

転職しようかな、と思い始めたら早めに転職エージェントに登録して、見合う求人が出てきたらすぐに紹介してもらえるようにしておきましょう。

「上京しないとやりがいがないんですか」と面接で言われたら?

「地方にいるとやりがいがないんですか」と面接で聞かれたら答えに困りそうですね。

そんな時は、地方と東京の両方を経験するからこそ、両方からの視点を取り入れることができると考えて、自己分析を深めていきましょう。

地方にいたからこそ伸ばせた自分の強みもあるでしょう。
一方で、上京する環境だからこそ成長のチャンスがあるともいえます。

ぜひとも転職エージェントに書類添削や面接練習を受けてみてください。

まとめ 上京してどんなやりがいを追求したいのか、自己分析を

東京に住みたいということを優先して上京就活を始める方がいる一方で、「地元に希望する仕事がないから」という理由で上京に興味を持たれる方もいます。

現在では、まだまだ東京に一極集中している状況なので、大手や外資志向の方などを中心に、上京して希望をかなえたほうが、やりがいを持って仕事できる状況が続くと言えそうです。

一方で、本当は地元に住んでいたいという方には、本社機能移転やテレワークを追い風に、これまでは東京で募集をしていた求人が地方で行われるケースも増えています。
まずは東京の求人、地方の求人の両方をリサーチすることから転職活動を始めてみてはいかがでしょうか?

そして何より、やりがいの正体は「感謝されること」だと感じる転職者が多いのです。
今の職場環境で人間関係に恵まれているのなら、安易に転職せず、今の会社の本社機能移転などのチャンスを待つことも良策かもしれません。

比較検討を重ねたうえで、やはり上京を視野に入れてみたいと思われた方。当サイト「みさぽ」の無料上京相談を、ぜひご利用ください。

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