既卒や第二新卒で作業療法士になりたいと思っている方や、地方から転職して作業療法士になりたいと思っている皆さん。
実際に作業療法士に転職した人の体験を知りたい
と思ってこのページをお読みくださっていることでしょう。
作業療法士とひとことに言っても、法人の特徴、仕事の中身、働き方のスタイルはさまざまです。
希望通りの就職が決まればいいのですが、思っていた仕事と違うとか、東京で生活に困ってしまった、といった失敗は避けたいものです。
そこでこの記事では、実際に転職した作業療法士の体験談を成功例も失敗例もご紹介します。
さらに、理学療法士のための失敗しない転職方法も、合わせて解説します。
目次
転職してよかった!上京転職体験談【成功例】まとめ
作業療法士に転職することで、給料や待遇に満足している人や、スキルアップがかなった人はたくさんいます。
ここでは、転職に成功した3名の方の体験談をご紹介します。
経理から作業療法士へ転職
地方の企業で経理職をしていたAさんは、決算書の作成や後輩の育成まで行うベテランで、年収は400万円ほどでした。
そんななか、夫が東京に栄転となり同行することになりました。
東京での生活は何かと入り用なので、仕事をしたいと思い結婚前にやっていた作業療法士として復帰することにしました。
転職エージェントを使いブランク明け歓迎で、研修が充実している職場を探しました。
結果として、育児中の同僚が多い、介護施設の作業療法士として採用されることになりました。
飲食店店員から作業療法士への転職
地方のうどんチェーンで正社員として5年働いていたBさんは、在庫管理やシフト作成、お客様対応など業務は多岐にわたったと言います。
しかし、ある程度の経験を積んでくると仕事に新鮮味を感じることができなくなっていました。
そのため転職を目指して資格学校に通い、作業療法士の資格を取得しました。
そのまま、地元を出て転職エージェントを使い東京で就職することにしました。
エージェントからは、一度社会人になってから資格取得を目指しているそのポテンシャルは大きく評価されると言われて、案内された求人にエントリーしていきました。
結果として急性期病院の作業療法士として採用されて活躍されています。
地方だとなかなかそういった状況もなかったのですが、東京に出て幅広く仕事を選ぶことができたのでBさんにとっては満足のいく仕事でした。
化粧品メーカーの代理店から作業療法士へ
化粧品メーカーの代理店営業職として、提案営業を行っていました。
そんな時に、お父様が事故に遭って、歩行困難となってしまいリハビリを受ける必要がありました。
Cさんも、それに同行してお父様のリハビリに励む姿を見ていましたが、そんな時支えてくれる作業療法士の仕事がかっこいいと思いました。
そんなこともあり自分も転職したいと思いました。
仕事をしながら、夜間学校に通い作業療法士の資格を取得したCさんは、都内の整形外科に転職することができました。
転職エージェントを使い情報収集をしたことで、お父様の面倒を見ながら仕事ができることがとてもよかったとのことです。
転職するんじゃなかった!上京転職【失敗例】まとめ
転職活動は、安易に行動を起こすと失敗してしまう危険性もあります。
ここでは、お2人の体験談を通して、なぜ失敗したのか、その教訓を挙げていきます。
転職するものの、労働環境の認識の違いに苦労
作業療法士の資格を取得したDさんでしたが、住んでいる地域では作業療法士の求人は無く、製造業で働いていました。
しかし、あまり仕事が面白くなく数年で辞めてしまいました。
そんなとき作業療法士として、仕事をしようと思い転職したところうまく就職できました。
しかし、拘束時間が長く雑務なども兼用しなければならないのでDさんにとってはやりにくい職場でした。
事前に労働環境や仕事内容のチェックができていればこのようなことにはならなかったと後悔されているそうです。
企業風土が合わず居心地が悪い
地方で保険代理店の仕事をしていたEさんは、勤務していた代理店が合併することを機に仕事を辞めることしました。
それから、都内のリハビリ看護センターに転職しました。
しかし、転職先はEさんにとっていい職場とは言えませんでした。
何か新しいことをやろうとすると前例がないなど、古い体質で上が言ったことは絶対ということで正しいことができないという環境にEさんは苦しみました。
入ったのは自分ですが、事前に第三者を使って状況を知っていれば絶対行かなかったと言っているそうです。
その差はどこに? 転職に失敗する人、成功する人
ここまでの内容をまとめて、作業療法士の転職の成功と失敗を比較してみましょう。
作業療法士転職に失敗している人に共通していること
憧れだけで動いてしまい、情報収集を怠っている
作業療法士の転職に成功している人に共通していること
自分の私生活のことも考えやりやすい職場を選んでいる
作業療法士が転職に成功するためには、例えば「希望就職先の情報収集を怠らない」といったことが秘訣と言えるかもしれません。
転職エージェントを活用して、良い職場を見つける
最後に、作業療法士をめざす方が上京して失敗せずに転職するためのアドバイスをお伝えします。
転職エージェントを使い、良い職場を見つける
という方法をお勧めします。
作業療法士の転職に転職エージェントをお勧めする理由
作業療法士の転職に転職エージェントをお勧めする理由は3つあります。
- 非公開の優良案件を多数持っている
- 聞きにくい情報を集めてくれる
- 雇用条件等の調整を行ってくれる
以上のことから、転職エージェントを積極的に利用して、有利な就活を進めてください!