日本銀行ってどんな会社? 年収、働き方は? 採用についても解説!

既卒や第二新卒で上京して、東京の人気企業に就職したいと思っている皆さん。
転職人気企業ランキングで上位に入っている

日本銀行ってどんな会社なのか知りたい

と思ってこのページをお読みくださっていることでしょう。

日本銀行は、平均年収が833万円と、業界内でも高い水準で知られています。
また、本店が東京都中央区日本橋にあり、立地で東京の企業選びをしたい人にとっても魅力的な会社です。

いい会社の解釈は人によって違うと言っても、
「業績が好調」「待遇が良い」「働き方改革など社内環境が良い」
そんな会社が優良企業だと思うのは、誰にとっても共通するのではないでしょうか。

そこで、このページでは、日本銀行はなぜ優良企業なのか解説していきます。

さらに、日本銀行の特徴や採用動向なども紹介しますので、就活の参考にしてください。

 

LINE登録者限定!!上京診断テスト、上京マニュアル期間限定プレゼント実施中

LINEのアンケートに答えてマニュアル無料プレゼント

上京の準備はできてますか?

上京診断テスト

簡単な質問に答えるだけで、今の状態で上京できるのか判断ができます。 更に上京するまでに何をしたら成功できるかが分かります。

【企業研究 日本銀行】日本で唯一お金を発行し、公定歩合という金利を決める

2013年の安倍政権発足後から、日本銀行による金利の引き下げと、大規模金融緩和による市場へのお金の供給策と、日本政府が取った財政政策によって、それまで長期に低迷していた日本経済は回復し、低成長ではありますが、現在まで息の長い景気の拡大局面が続いております。

東京の日本銀行は国内で唯一の貨幣を発行している銀行で有り、一万円券、五千円券、二千円券、千円券の4種類の日本銀行券(お札)を発行し、国民が、どこでも、いつでも、安心して「お金」を使える状態を維持することを目的として、

物価の安定、金融システムの安定に努めています。

つまり日本銀行は、現代の貨幣経済のもとでお金を円滑に流通させることで、人々が日々の生活を行っていくための基盤を作る事としています。

日本銀行の目的は、物価の安定であり、物価が大きく変動しなくて安定していることで、個人や企業は一定の価値基準を持って経済活動を行うことができ、国民経済の健全な発展につながります。

もう一つの日本銀行の役割は、金融システムの安定であり、お金の受払いや貸し借りを行う仕組みが正常に機能し、国民や企業などが安心して利用できる状態を維持する。これは、物価の安定と並んで国民経済の重要な基盤です。

 

日本銀行の現状

日本銀行の金融政策の基本的な方針は、日本銀行内で選任された委員による政策委員会の金融政策決定会合で決定されます。金融政策決定会合では、政策判断の前提となる金融経済情勢についての検討を行うとともに、金融市場調節方針などを決定します。

一般に、金融政策は公開市場操作などの手段を用いて、市場金利に影響を及ぼすことを通じて、経済や物価に効果をもたらします。

例えば、景気が悪化しモノやサービスの売れ行きが落ち、物価を押し下げる圧力が強まる場合には、金利を引き下げるよう政策を行います。

そうすると、金融機関が企業や個人などに貸し出す時の金利も低下し、企業の設備投資や個人の住宅購入などが刺激され、景気・物価に上向きの力が働きます。

逆に、景気が過熱し物価を押し上げる圧力が強まる場合には、金利を引き上げるよう政策を行い、上記とは逆の流れで、景気・物価を抑制する力が働きます。

どのような手段で金融政策を実施するかについては、金融構造や経済環境に応じて変化してきています。

伝統的に、金融政策は短期の市場金利を誘導することによって行われてきましたが、近年では、日本銀行が世の中に直接的に供給するお金(日本銀行当座預金(金融機関が日本銀行に保有している当座預金)、日本銀行券発行高および貨幣流通高の合計額、マネタリーベースという)の量を増加させたり、短期に加え、長期の金利も操作することなどを通じて、金融政策を行っています。

日本銀行の取る「金融政策の運営は、政府から独立した中央銀行による中立的・専門的な判断に任せることが適当である」との見解から、政府の意見に関係なく金融政策決定会合が開催され、金融政策が取られています。特に緊急を要する場合などでは、臨時の会議を行い金利の引き下げをしたり、市場にお金を投入したり、ETFと呼ばれる日本株式の購入をして、株価の下落に歯止めを掛けたりしています。

 

日本銀行のへの就職

日本銀行の職員に求められる資質は、まず、第一にパブリックマインドです。日本銀行の仕事は、世の中に大きな影響を与えるものであるため、人々の役に立ちたいという気持ちは重要な資質です。また、経済・金融が大きく変化していく中、世の中の変化に対応して必要な解決策を企画していく上では、柔軟な発想力と幅広い意見に耳を傾けるバランス感覚も重要です。

そして、新たな課題に挑戦し、必要な対応に粘り強さを持って実行する力は不可欠です。

学生時代の専攻といったバッググラウンドは問いません。

また、上記の能力を最初から高いレベルで備えている必要もありません。

様々な能力や経験に基づく人脈を持った人が活躍でき、仕事を行う中でプロフェッショナルとして成長できるのが日本銀行であり、職員の成長をサポートする研修や制度も各種のものを備えています。

また、日本銀行は、結婚、出産、育児、介護などの様々なライフイベントと、仕事を両立できる制度も充実しており、仕事と生活を両立しつつ、能力を伸ばしていくことが可能な職場です。

日本銀行の採用募集要項は、2021年度採用の場合「4年制大学または大学院、短期大学、専門学校を2021年3月に卒業・修了が見込まれる方、または2017年4月以降に卒業・修了された方」と明記されており、卒業後3年間は新卒として入行の募集に応募ができます。

入行のコースとしては、

総合職:日本銀行の政策・業務運営の全般に渡って、高度な分析力、企画力、折衝力などが必要とされるポジションで幅広く活躍するコースです。

特定職(業務分野特定タイプ):入行後、一定期間の勤務経験を経て、以下に掲げた中央銀行業務の基盤を成す分野の中から、各人の適性などを勘案して業務分野が特定され、その特定された分野のエキスパートとして活躍するコースです。

特定職(専門分野特定タイプ):あらかじめ特定した分野の専門知識やスキル(システムエンジニアリング、経済〈経済学・ファイナンス・データサイエンス、統計学〉、法律、語学〈英語〉)を駆使しつつ、比較的長い期間、一つの部署に腰を落ち着けて、担当領域に関するエキスパートとして活躍するコースです。

一般職:総合職や特定職のサポート の4つのコースがあります。

エントリーシートの提出をもって採用選考申し込みとします。

選考のステップはエントリーシート→企業説明会→資料請求→エントリーシート提出→筆記試験・面接試験→内々定 です。

適性検査:選考の過程で、適性検査を受検していただくことがあります。

(注)特定職・専門分野特定タイプ(語学)志望の方は、英検1級、TOEICスコア900点以上、TOEFL(iBT)スコア102点以上、IELTSスコア7.0以上のいずれか、あるいはそれと同じ以上の英語力が期待されています。

日本銀行で就業している人の意見としては、ワークライフバランスという点では、休日出勤はなく、残業も少ないので働き方としては、自分の時間が自由に取れますといった意見がありました。

また、女性の働き方としては、総合職や特定職でも女性だからといって冷遇されることはないが、男性の方が圧倒的に多いので職位者は少ない。産休や育休は問題なく取得できるといった意見がありました。

 

まとめ

日本銀行には、他の銀行とは全く違った政府の銀行券を発行し、一般の金融機関とのお金の融通をしあう公定歩合とよばれる金利を決定し、また、市場に一般銀行を通じて供給するお金の量を決めるといった重大な責務があります。

全国の都道府県に1行ずつ支店を持ち、毎月支店長会議を開催し、各地方の景気動向などの調査結果を報告しあい、今後の金融政策を決定していく上での参考にしています。

従って、日本銀行は極めて公的な色合いの強い銀行であり、それなりの社会に貢献するという使命感を持った人が入行を希望する金融機関だと思います。

我こそはと言う方は、直接応募、または転職サイトなどから資料請求をしましょう。

 

さて、日本銀行は公共性が強いのに、公務員試験を受けなくていいのかと疑問に思った人もいるのではないでしょうか。
実は、日本銀行は民間企業の選考と同じように、エントリーシートを出し、適性検査や面接を受けるという流れで受けられるのです。

学生時代に公務員試験をあきらめた人も、勉強し直す必要はありません。

民間企業の就活経験を生かして、エントリーシートや面接対策を進めていきましょう!

この企業、業界に就職・転職したい人は無料相談へ

最後に、日本銀行への就職・転職をめざしたい方や、この業界についてもっと詳しく知りたいけれど、どうすればいいか分からないという人に

無料上京相談

をお勧めします。

無料上京相談は、こんなときに役立つ!

無料上京相談は、こんなときにお役立ていただけます。

  • 転職フェアや合同面接会、会社説明会に行きたいけれど、交通・宿泊手段が不安。
  • 同時応募すると良い企業の数や探し方、応募のタイミングが分からない。
  • 就活の進め方や、書類選考・面接対策を一人でできるか自信がない。

今回紹介した会社に少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひ無料上京相談で一歩踏み出しましょう!

関連記事一覧

PAGE TOP