Webデザイナーに地方から上京転職するコツ&5つの体験談

学校や独学でwebデザインの勉強をしてきたけれど、その成果を生かす機会がなくて悩んでいる方や、地方ではweb制作と言ってもやりがいのある仕事がなくて困っている皆さん。
東京では未経験でもwebデザイナーになれるのか、
コーディングなどの仕事からデザイナーにキャリアアップできるのか

と思ってこのページをお読みくださっていることでしょう。

webデザイナーの職種の特徴として、就社よりも就職という意識が強く、実際に転職回数が多くてもキャリアアップされている方は多くいらっしゃいます。

そのため、上京することで、希望通りの就職が決まればいいのですが、思っていた仕事と違うとか、東京で生活に困ってしまった、といった失敗は避けたいものです。

そこでこの記事では、実際に転職したwebデザイナーの体験談を成功例も失敗例もご紹介します。
さらに、webデザイナーのための失敗しない転職方法も、合わせて解説します。

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転職してよかった!上京転職体験談【成功例】まとめ

東京でwebデザイナーに転職することで、給料や待遇に満足している人や、スキルアップがかなった人はたくさんいます。
ここでは、転職に成功した3名の方の体験談をご紹介します。

未経験からwebデザイナーに転職

地方の小さな家電量販店のECサイト運営にかかわっていたAさんはセールス用のページや、新商品のキャンペーンなどのデザインをしていました。
ある時、Aさんのデザインを見た方が、webデザインをやってみてはどうかと話があり、Aさんも以前から興味があったのでやってみようと考えて、未経験ではありますが転職を決意しました。
年齢も30に近いため、大きな決断ではありましたが当時交際していたパートナーも理解をしてくれました。

ただ、未経験で採用してくれる企業を探すのは大変なため転職エージェントを使うことにしました。
エージェントとの面談の中で未経験でも雇用する余裕を持っているデザイン会社は地方にはなかなか無いとのことで、東京にある企業を勧められました。

ちょうどパートナーが、神奈川に転勤するタイミングも重なり都内のデザイン会社に数社エントリーしました。
2か月ほどして無事都内のマーケティングも学べるwebデザインの会社に採用されることになりました。
住宅補助も出るため、都内でもかなり良い場所にパートナーと住むことができ以前より生活も楽になったそうです。
今後はWEBデザイン技能検定の資格取得を目指して頑張っていくそうです。

フレキシブルな雇用形態にこだわりwebデザイナーに転職

地方の食品メーカーで働いていたBさんはルート営業をメインとしていました。
数年後Bさんは結婚して、子供ができると以前のような働き方が難しくなっていました。

そこで以前から興味があったWEB業界に進もうと意識をしはじめました。
ところが、まったくの未経験だったので転職エージェントを使いアドバイスをもらいながら転職することにしました。
子供のお迎えなどもあったので、空いた時間を使ってwebデザインの勉強と面接時間を抽出しました。
半年ほどかかりましたが無事に都内のwebデザイン事務所に転職が叶いました。
経営者が6人の子持ちなので、子育て世代には大きく理解のある方だったので、急なトラブルにもお互いに助け合うなど非常にBさんにとってやりやすい環境となっているようです。

派遣社員から未経験でwebデザイナーに転職

地方のハウスメーカーでアポイント専門のスタッフをしていたCさんは、派遣という身分に不安がありました。
将来的に何か手に職をつけたいと考えていたのですが、今の仕事では決して残ることは無いだろうという考えからIT業界へ転職しようと決めました。
転職エージェントに相談すると、未経験で採用してくれる会社は地方ではほとんどなく東京に出ることを考えてはと提案されました。
帰宅して家族に相談すると、自分のキャリアのためなら大いに頑張ってくるといいと背中を押してもらうことができ金銭的な支援も受けることができました。

e-ラーニングを利用しながらwebデザインの勉強を行い、並行して面接もどんどん受けました。
最初のころは、うまく話せない、緊張してしまうことやそもそも未経験なので書類選考で不採用となるなど苦労もありましたが、Cさんは諦めませんでした。
結果として、フレックスに働くことができるwebデザイン会社に採用されることになりました。
その会社は研修も充実しているため、わからない部分は先輩にも聞きやすく会社の費用で資格取得もできるためCさんはどんどん新しい知識を吸収して成長されているそうです。

転職するんじゃなかった!上京転職【失敗例】まとめ

東京での転職活動は、地方よりも有利な面はあるものの、安易に行動を起こすと失敗してしまう危険性もあります。

ここでは、お2人の体験談を通して、なぜ失敗したのか、その教訓を挙げていきます。

製造業から未経験でwebデザイナーに転職

Dさんは地方にある製造メーカーで社内SEとして働いていました。
ところが、その会社の業績が傾き人員整理をすることになってしまいました。
Dさんもその対象となってしまい、次の職場を探す必要がありました。
数年前から趣味でwebデザインを行っていたので、これを職業にしたいと考えて都内のwebデザイン事務所にエントリーしたところ、採用されました。
期待に胸をふくらませて、東京に向かいいよいよ新しい仕事が始まりました。

ところが、この会社でDさんを待っていたのはwebデザインの仕事ではありませんでした。
会社自体がECサイトを運営しており、発注業務や梱包、出荷作業の力仕事やその他店舗運営に関するアプリ開発の仕事がDさんを待っていたのです。
業務量自体も多いので、本来やりたかったwebデザインの仕事には全く関わることができていない状況です。
事前に仕事内容の情報を把握できていればここまで大変なことは無かったと思いますね。
ゆっくりしすぎるのも良くはありませんが、焦りすぎて仕事内容について考慮できなければ再度転職する可能性も出てくるでしょう。

情報システムの分野からwebデザイナーに転職

地方の食品加工会社で自社ホームページの管理運営をしていたEさんは、webデザイナーに転職したいという願望があったため30歳を機に都内のwebデザイン専門会社に転職しました。
現在は、ホームページ制作を請け負っていますが、給料に対して大きな不満があるようです。

都内は家賃や物価が高いということもあり、前職よりも支出がかなり増えてしまいました。
転職した会社はそこまでの規模ではないので福利厚生などもまだ、試行錯誤をしている状況で家賃補助もありません。
更には、実務未経験ということもあり給与があがるスピードも、ほかの同僚より遅くなっているとのことです。
何とか生活費を抑えるために、やりくりしていますが付き合いも多く、予想外の出費もあるので精神的に参っているそうです。
未経験でも、採用してくれそうだという安易な考えで動いてしまったことを、とても後悔されておりEさんは、今後転職する皆さんには安易な考えを持たずに行動してほしいとお話されました。

その差はどこに? 上京転職に失敗する人、成功する人

ここまでの内容をまとめて、転職に失敗しているwebデザイナーと成功しているwebデザイナーの特徴を比較してみましょう。

Webデザイナーの上京転職に失敗している人に共通していること

IT企業にはwebデザイン以外に「運用業務」という事務作業や雑務に近い仕事があり、一定期間は運用業務やデザイナーのお手伝いなどに従事する、いわゆる修行期間を設けている会社があります。

webサイト制作にすぐ携われると面接で言われた場合でも、広告の設定を直す、すでに出来ているページの文字だけを直すなど、簡単な更新業務にしか携われないといった現状もあるのです。

限りなく事務職に近いのに、未経験だとされて給与水準が低く抑えられ、これなら事務職に転職したほうが良かったと後悔されるケースも多いです。

そのような会社は全くの未経験から受け入れることを謳っているので、入社は容易かもしれません。
しかし、やりたい仕事ではないという転職者の期待とのギャップが大きく、離職率も高くなっています。

離職率が高いため、また大量に未経験者を採用するという悪いスパイラルに陥っているケースも多いので、注意が必要です。

Webデザイナーの上京転職に成功している人に共通していること

実務は未経験だからと言って、webデザインの勉強を全くしないで転職をめざしている人はほとんどいないのではないでしょうか?

最近では、通信教育や動画の講座も増えているので、地方にいながらにして、東京で手掛けるような最新の技術を知識としては知っている人も多くいらっしゃいます。

たとえば、実務経験は全くなくても、HTML5, CSS3, bootstrap, レスポンシブ対応, wordpressなどと聞いてピンと来る人が意外といらっしゃるのです。

自分ひとりで就職活動していると、趣味としてやっていたことが企業で高く評価されることになかなか気付きません。
そこで、未経験者のスキルを引き出してくれるような転職エージェントに相談に行くことをおすすめします。

職務経歴でなくても、保有スキルをエントリーシートに書くことで、例えば「経験1年程度」といった求人なら面接を取り付けてくれるエージェントもあるのです。

転職エージェントを使って情報収集に努めよう

最後に、webデザイナーをめざす方が上京して失敗せずに転職するためのアドバイスをお伝えします。

転職エージェントを使って未経験者でもスキルをアピールする

という方法をお勧めします。

Webデザイナーの転職に転職エージェントをお勧めする理由

Webデザイナーの転職に転職エージェントをお勧めする理由は3つあります。

  1. 応募条件に柔軟に対応してくれる…経験者向けとされている求人でも、勉強で習得したスキルが見合っていれば、応募を勧めてくれることがあります。
  2. ブラック企業を選別してくれる…webデザイナー募集とは名ばかりで、実際には別の仕事を割り当てるような企業と、エージェントは取り引きしません。大量募集などの求人広告に惑わされず、優良な企業を選ぶことができます。
  3. エントリーシートやポートフォリオの手助けをしてくれる…代筆してもらえるとまでは言えませんが、自分が貴重なスキルだと認識していないものをうまく引き出して、アドバイスしてくれるのが転職エージェントです。また突然「作品を見せてください」と企業から言われた場合でも、これまでの成果物から見せる意味のあるものをアドバイスしてもらえたりもします。

以上のことから、転職エージェントを積極的に利用して、有利な就活を進めてください!

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