東京や首都圏の会社を志望し、面接では上京、一人暮らしをすると答えようと思っている
就活学生や転職活動中の社会人の皆さん。
一人暮らしの人は就職選考に不利と噂で聞いて、漠然と不安を感じている方も
多いのではないでしょうか。
そこで今回は、一人暮らしをする場合の面接での答え方についてご紹介します。
目次
一人暮らしについて、上京就活生に面接で尋ねる意図は?
一人暮らしについて、上京就活生に面接で尋ねる意図は一般的にどのようなものなのでしょうか。
上京就活生に、一人暮らしについて面接で尋ねる3つの意図
面接官が一人暮らしについて尋ねる意図は次のようなものが考えられます。
- 上京就活生を採用した場合、支払う給料で生活できるか。
- 一人暮らしが可能な自己管理能力を有しているか。
- 会社によっては住宅手当など、一人暮らしを対象とした手当を支給する必要性の確認。
このようなねらいで、一人暮らしについて問われることがあることを知っておきましょう。
実際に一人暮らしする予定で面接に臨んだ人は?
企業が面接で質問する内容は多岐にわたります。
上京して一人暮らしをする学生は、実際のところ、一人暮らしが理由で困ったり、不利になったりすることはあるのでしょうか。
ここで、就活生お2人の体験談をご紹介します。
一人暮らしが可能か面接で聞かれ、動揺した(出版志望)
出版関係の企業を志望し、面接にまで進んだAさん。
その会社は賞与がなく、一人暮らしだと年収的にきついかもしれないという印象を持っていたと言います。
面接官からは第一声で「このお給料で生活できますか?」と問われ、どのように回答したら良いか動揺してしまいました。
上京一人暮らしで面接に進めるか不安だった(一般職志望)
一般職志望の地方学生Bさんは、東京の企業を受けるにあたり、一人暮らしの条件で面接まで進めるか、キャリアセンターに相談をしました。
一般職の採用条件に一人暮らしか否かは特段の影響はないと言われています。
しかし過去に一部金融等では、一人暮らしが採用されにくいことがあったと説明を受け、不安を感じたそうです。
一人暮らしについて、面接での答え方の4つのポイント
上京就活生は、面接で一人暮らしの目的や理由をどのように説明し、どのようにアピールにつなげればよいのでしょうか。
不安要素をプラスに変える4つのヒントをご紹介します。
面接官がプラスに捉えるような一人暮らしの理由を答える
「実家にいたら、親がほとんどの家事をしてくれますが、一人暮らしをして自分でできるようになりたい」など、面接では自立心をアピールしてみて下さい。
自分の生活費は自分で稼ぎたい、卒業したら家族には頼りたくない、なども成長意欲が伝わる回答です。
面接では大学入学から上京一人暮らしまでの一貫性を
面接で嘘を言ったり、自分をよく見せようと偽った答え方をしたりすると、思考に一貫性がないとして人物評価が下がってしまう可能性があります。
地方の大学に入学した理由から、なぜ上京して一人暮らししたいのか、なぜこの会社に就職したいのか、理由に一貫性を持たせるようにしましょう。
一人暮らし上京就職では、面接で会社選びの軸を伝えよう
地方学生の場合、面接官に東京での一人暮らしに憧れているだけと思われてしまうと、不利になることもあるので注意が必要です。
何を重視して就活をしているのか等の仕事に対する価値観や、Uターンや転職なども含めた将来的なライフプランについても、明確に伝えられるよう考えを深めておくことをお勧めします。
面接では「一人暮らししてでも」と志望度の高さをアピール
面接を受ける企業から第一希望か優先度を聞かれたら、迷わず「はい」と答えましょう。
一人暮らしになっても良いか、と覚悟を聞かれても同様です。
地方出身者がどのように活躍しているかなど、逆に自分から面接官に質問をしてもアピールにつながります。
一人暮らしについて、面接で聞かれたときの注意点は?
上京就職での一人暮らしが不利にならないような面接での答え方のコツを見てきましたが、一方で注意点もあります。
面接で答えらないということがないように、注意点を確認していきましょう。
一人暮らしの生活費の振り分け方を知らないと面接で困る!?
給料に対してどのぐらいの家賃なら生活していけるのか調べておきましょう。
東京の各エリアの家賃相場を知らないことがバレてしまうと、いくら面接で一人暮らしへの意気込みを語ったとしても、実行力の評価がダウンしてしまう可能性があります。
一人暮らしをどこでするか、通勤について面接で聞かれる!?
一人暮らしなら、勤務地に合わせて通勤しやすい場所に住むことができます。
企業も職場に近い場所に住んでくれる人を優先的に選考する傾向があります。
面接までに住みたいエリアの目星をつけていないと、採用の優先度を高められるせっかくのチャンスを逃してしまうかもしれません。
上京就活で一人暮らしする人が面接に臨むコツ
就活を機に上京して一人暮らしする人は、上手にアピールすれば面接を有利に進めることができます。
一方、東京に住んでいないと得られにくい情報で不利にならないようにしたいものです。
面接で優位に立つには、他にどのような準備を進めておくと良いのでしょうか。
上京後の一人暮らしを見据えた計画性で、面接に差がつく
物件探しは内定後や上京直前にすれば良いと思っている人が多いのではないでしょうか。
しかし、志望度の高い会社があるエリアについては、面接段階でリサーチしておくことをお勧めします。
通勤時間、家賃など生活費の計画、スキルアップの勉強や一人暮らしの家事と両立していけるかなど、何を聞いても答えられる人は、計画性を高く評価されることになるでしょう。
一人暮らし専用の物件サイトで、面接前にリサーチを
東京での会社訪問や面接後に時間の余裕があれば、近隣の不動産屋さんを見て回りましょう。
しかし、1日に何社も回るような就活では時間に余裕がないのも事実です。
そういった方は、家でじっくり物件サイトを見ることをお勧めします。
地方上京者用に一人暮らし物件を多数扱っているサイトがあるのをご存じですか?
こういったサイトを利用するのが最も効率がよく、現実的に無理がないように新生活を始められる物件を探すことができます。
まとめ
面接では、回答次第で一人暮らしがアピールにつながることを意識しましょう。
- 面接官がプラスに捉えるような一人暮らしの理由を答える
- 面接では大学入学から上京一人暮らしまでの理由に一貫性を持つ
- 一人暮らし上京就職では、面接で会社選びの軸を伝える
- 面接では「一人暮らししてでも」と志望度の高さをアピールする
上京する地方就活生は、一人暮らしへの意気込みによって、面接で熱意をアピールしやすいという利点があります。
一方で実際にどんな物件に住もうとしているのかなど、現実的な段取り力もシビアに評価される可能性があるのも事実です。
住むところは内定を取ってから探せば良いと甘く見ず、今から物件サイトを見るようにし、計画的に面接に臨みましょう。
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