東京や首都圏の会社に上京して就職するため、面接前の前泊や連続就活時の宿舎を探している
就活学生や転職活動中の社会人の皆さん。
ホテルが安心とは思うけれど、費用もかさむのも心配ではないでしょうか。
そこで、ホテルに安く泊まるにはどうすればいいか、ホテルに泊まる予算がないときは
どうすればいいかといった皆さんの疑問にお答えしたいと思います。
目次
就活時に泊まるホテルってどんなところ?
就活時に宿泊する宿と言えば、ビジネスホテルかカプセルホテルを思い浮かべる人が多いでしょう。
まずはこれらのホテルに泊まるメリットを挙げてみます。
就活時にホテルを使うと、こんなに安心&便利!
観光用のホテルとは違い、ビジネスホテルやカプセルホテルは、駅前などアクセスに便利な場所に立地しています。
合同面接会などのイベント会場や筆記試験・面接会場の近くに泊まれるため、時間を有効に使える、東京の地理に詳しくなくても道に迷わない、電車遅延などの交通事情に左右されにくいなど、上京就活に慣れてないうちは特に安心できると言えるでしょう。
また、ビジネスホテル、カプセルホテルともFREE Wi-Fiが標準で付いています。
インターネット接続は就活時に必須なので、慣れない場所でWi-Fiが繋がる場所を探し回る手間が省けるという点でも、メリットは大きいものです。
実際に就活時にホテルを利用した人は?
就活時にホテルを使おうと決める前に、就活生はいろいろな試行錯誤をしているようです。
ここでは、就活生2人の体験談をご紹介します。
就活時に友人宅に泊まったものの、ホテル代より出費が
ある就活生は都内の友人を頼って地方から就活時に上京しました。
友人宅に泊めてもらえたところまでは良かったものの、その場所は会社のある都心部から遠く離れていたのが難点でした。
結局、会社との往復に多額の交通費がかかるはめになり、こんなことならホテルにしておけば良かったと教訓になったそうです。
就活時に、夜行バスで節約も、ホテルなら宿泊費支給だったのに
企業の中には地方の学生に対して交通費・宿泊費を支給するところもあります。
ある就活生は、東京で面接を受けるために会社訪問した際、実際とは異なる旅程を申告して、交通費・宿泊費を多めに得る行為は厳禁と注意されたそうです。
その人はルールを知らずに、就活時に夜行バスを使って節約を図っていました。
「ホテルに泊まっていれば実費を請求できたのに」と後悔し、次からは企業に確認したうえで賢くホテルを使うことに決めたとのことでした。
就活時にホテルをオトクに予約する4つのワザ
就活時に宿泊する際、ホテルをどのように予約すれば宿泊費が節約できるでしょうか。
ここでは4つのヒントをご紹介します。
就活時は、ホテルの公式サイトから直接宿泊を予約!
宿泊施設予約サイトからホテルに予約が入ると、ホテル側に手数料が発生しています。
そのためホテルに直接予約を取るほうが割安です。
都道府県全域にチェーンがあるホテルなら、就活時に便利なようにメンバーズクラブに登録するのがお勧めです。
その一例をご紹介しておきます。
- センターホテル東京 (JR「東京駅」八重洲北口より徒歩約10分ほか)
〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町15-13 tel:03-3667-2711
レギュラープラン シングル(禁煙)1名利用時
料金:4,364~14,364円/人(消費税込4,800~15,800円/人
就活時は、公共系のホテルが安くて安心!
公共系のホテルなら一般のビジネスホテルより格安です。
公益財団法人の日本YMCAや、国立オリンピック記念青少年総合センターなど、東京にはあまり知られていない公共系のホテルがたくさんあります。
また、ユースホステルでも、ホテルに近い宿泊が可能です。
東京セントラルユースホステルには個室の客室もあるので、就活時はユースホステルでも個室に泊まれば安心なのです。
それでは、公共系のホテルの一例をご紹介しましょう。
- 国立オリンピック記念青少年総合センター
JR新宿駅から→小田急線 各駅停車 参宮橋駅下車徒歩約7分
宿泊施設(1人1泊) 一般 A・B・C棟 3,670円
就活時は、下町の昔ながらのビジネスホテルが温かい!
上野、浅草、葛飾、葛西などのエリアには、昔から営業している小規模ビジネスホテルが多く存在しています。
バックパッカーなどの旅行者向けというイメージがあるかもしれませんが、就活時専用の「応援プラン」などが用意されているので、就活生でも設備やサービス、料金面でも安心です。
その一例をご紹介しておきます。
- ビジネスホテル福田屋〈台東区〉
シングル【禁煙】出張・受験・就活・1人旅に最適の宿 ※バス・トイレ無
1名利用時 3,182円/人(消費税込3,500円/人)
東京都台東区清川1-35-1
(JR東京駅・上野駅・浅草橋駅/浅草駅より南千住行きバスで清川二丁目下車すぐ)
就活時に連泊するならカプセルホテルで節約を!
安く泊まれるホテルの代表格と言えば、カプセルホテルです。
現在では、カプセルホテルは共用スペースやWi-fi設備が整っており、就活の用事を済ませるにもあまり不便はしません。
カプセルホテルの中には、お風呂が充実しているところもあります。上京の疲れを取りたい人にも嬉しい設備です。
また、カプセルホテルを利用できるのは男性だけというイメージも変わってきました。
女性が宿泊できるカプセルホテルも増えています。
寝る場所の狭さに我慢できるなら、就活時にカプセルホテルは便利です。
その一例をご紹介しておきます。
- 秋葉原BAY HOTEL
テレビ無しカプセルユニット 1泊¥4,800~
東京都千代田区神田練堀町44-4
東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」より徒歩4分 / TX「秋葉原駅」より徒歩5分
秋葉原BAY HOTELは女性専用。他のBAY HOTELは男性も宿泊可能です。
就活時にホテルは無理?その他の宿との比較は?
こちらで紹介したようなアイデアで節約しようとしても、就活時のホテル代を捻出できないケースがあるかもしれません。
そんなときのために、他の宿泊先との比較を行ってみましょう。
就活時にドミトリーでは、ホテルよりプライバシーが問題
ドミトリーはもともと「寮」という意味で、相部屋で泊まる宿舎を指します。
ホテルのようにプライバシーが確保されたスペースがなく、2段ベッドに寝ることが多いのが特徴です。
就活には不便なことも多いもですが、中でも致命的なのは、就活時の身だしなみを整えるために洗面所を占領することができません。
人の目が気になる人は、ドミトリーを避けておいたほうが良いでしょう。
就活時にゲストハウスでは、ホテルより就活に集中しづらい
そもそもゲストハウスは一人で集中する場所ではなく、大勢の人と交流を楽しむための場所です。
ホテルとは違いバックパッカーの観光客が多いのが、就活でゲストハウスを利用するデメリットと言えます。
ゲストハウスにも、Wi-fiエリアや広い共用スペースがある施設が多いですが、残念ながら、集中して就活時の書類作成や面接準備ができないことを覚悟しなければなりません。
上京就活時にホテル代の予算がない人は?
先にドミトリーやゲストハウスについてご紹介しましたが、やはりホテルとは違って就活準備に集中できないと感じた人も多いかもしれません。
ビジネスホテルやカプセルホテルに泊まる予算がなく、ドミトリー、ゲストハウスなども就活時には自分に合わないと思う人はどうすればいいでしょうか。
そこで、もう一つ選択肢をご紹介したいと思います。
上京学生が就活時にホテル代わりに使う「民泊」とは?
今、就活生に一番お勧めしたいのが「民泊」です。
民泊は、ホテルが満室だった時に客室の供給を補完できるように、都内の近隣の県内全域に数多く登場しました。
就活時に便利で安心な宿として、最近注目を集めているのです。
就活時専用の民泊なら、ホテル代わりに使って安心!
上京就活生にお勧めなのが、就活時専用のプランがある就活生向けの民泊です。
自宅の一室を開放するような民泊とは違い、企業が出張や就活などのビジネス利用を想定した民泊サービスを行っているのをご存知でしょうか。
企業が運営している民泊なら、多くはホテルのようにフロントがあり、衛生的で、FREE Wi-Fi も利用できます。
ホテル並みの設備・サービスがある民泊は、まだあまり知られていないのでスムーズに予約が取れるはずです。
まとめ
上京する地方就活生にとって、宿の確保は切実な問題です。
アクセスの便利さやプライバシーを重視するとホテルが安心です。
具体的な節約方法としては、
- ホテルの公式サイトから直接宿泊を予約すると安くなる
- 公共系のホテルは安くて安心して予約できる
- 下町の昔ながらのビジネスホテルも安くて就活向き
- 就活時に連泊するならカプセルホテルで節約
以上のような点に気をつけて、安いけれど安心できるプランを選びましょう。