既卒や第二新卒で上京して保育士になりたいと思っている方や、地方から転職して保育士になりたいと思っている皆さん。
実際に東京で保育士に転職した人の体験を知りたい
と思ってこのページをお読みくださっていることでしょう。
保育士とひとことに言っても、保育園の特徴、仕事の中身、働き方のスタイルはさまざまです。
上京することで、希望通りの就職が決まればいいのですが、思っていた仕事と違うとか、東京で生活に困ってしまった、といった失敗は避けたいものです。
そこでこの記事では、実際に転職した保育士の体験談を成功例も失敗例もご紹介します。
さらに、保育士のための失敗しない転職方法も、合わせて解説します。
目次
転職してよかった!上京転職体験談【成功例】まとめ
状況して保育士に転職することで、給料や待遇に満足している人や、スキルアップがかなった人はたくさんいます。
ここでは、転職に成功した3名の方の体験談をご紹介します。
都内で条件のいい保育所で働きたい
中小希望の事務職としてこれまで活躍されてきたAさんは、学生時代は保育士になりたいと考え大学背も先行していたのですが、勉強をして保育士の現状を知っていくうちに給与が不安となり、保育士になることを諦めました。
しかし、地元は違い都内では保育士でも十二分に給与を貰っている人もいると知り、諦めていた夢をもう一度叶えたいと考えるようになりました。
Aさんは、主にウェブの保育士専門求人サイトをメインに求職活動を行い、ご自身が働きやすい環境を焦らず見つけることができました。
保育士資格もスクールに通いながら無事取得することができ、事務職時代よりも収入が増えたこと、プライベート重視な環境の中、Aさんがやりたかったことに充てる時間も増えました。
幼稚園の先生から認定こども園の保育士へ華麗なる転身
地方で幼稚園の先生として勤務していたBさんは、今よりもっとキャリアアップを目指したいと思って、認定こども園への転職を考えました。
ただ、幼稚園の先生の資格しかもっていなかったBさんは、保育士資格も取得する必要がありました。
そのため、空いた時間を利用して、スクールなどを利用しながら保育士資格の取得をされました。
そして、見事資格取得が叶ったので、幼稚園教諭、保育士専用の求人サイトとハローワークを併用しながらBさんの希望だった、認定こども園の求人を探しました。
何よりも、今回Bさんが重視されたのは幼稚園教諭、保育士の両方の資格を活かすことができる場所と、現職より給与と福利厚生面でアップさせることでした。
じっくり、自分に合った職場を見つけることができたBさんは幼稚園教諭、保育士の両方の資格手当が支給される認定こども園に採用されました。
幼児教育だけでなく、預かり保育も担当することになったので、経験値をより早いスペースで詰むことができ更なるスキルアップが期待できるとBさんは喜んでおられます。
夫の転勤が契機で保育士の道へ
地方都市でスーパーのパートとして働いていたCさんは、共働きで毎月8万円を手取りで貰っていて、大きな不満もなく働いていました。
そんな中、ご主人が東京へ転勤となりました。
住み慣れた場所を離れるのは、寂しいという気持ちもありましたが東京で心機一転ご主人と頑張ろうと決意をCはされました。
いざ、東京に来てみたもののどういった仕事に就くか迷っていたCさんは資格スクールの広告が目に留まりました。
昔から子供好きだったCさんは、子供に関わる仕事に就きたいと思い保育士の資格取得を目指すことにされました。
資格勉強の傍ら、東京の就職事情に明るくなかったCさんは情報収集も欠かしませんでした。
保育士専門の求人サイトを活用して、自宅からアクセスのよい場所にある保育園や託児所の情報収集に努めました。
見事保育士資格を取得した後は、本格的に就職活動を開始しました。
結果として家から30分ほどのところにある保育園から内定のオファーがありました。
様々な子供達の保育を経て、Cさんはメキメキとスキルアップをすることができました。
また、給与面でもスーパーで勤務していた時よりかなり増えたことにより、充実した東京ライフを送っておられるそうです。
転職するんじゃなかった!上京転職【失敗例】まとめ
東京で就職することは、スキルアップのためにかなり大きなメリットはありますが情報収集が十分にできておらず、焦って就職先を選んでしまうと、こんなはずではなかったのにと後悔した方の声も少なくありません。
ここでは、お2人の体験談を通して、なぜ失敗したのか、その教訓を挙げていきます。
年収アップを第一に上京して保育士に
地方で、保育士として勤務されていたDさんは、行事や会議、保護者対応に忙殺されプライベートな時間も保育園の仕事などに追われていました。
その割には、給与も少ないなと強く感じていたので、年収アップを叶えるために東京で保育士になろうと考えました。
いざ、上京してタイミングも良く新しい保育園からも採用されたのですが、家賃や物価等の生活費用の高さに参ってしまいました。
給与面等、東京で働いた際にどれくらい、収入と支出のバランスをシミュレーションができていなかったためDさんの家計は毎月マイナスとなっているそうです。
保育士としてのスキルアップを目指して上京
生まれ育った街に保育士として働いていたEさんは、より保育士としてのスキルを磨きたいという思いが強く、東京都内の保育園へ転職しました。
給与や、新居からの通勤時間、勤務先の設備状況などについては、ある程度情報収集ができており、あとはスキルアップのために頑張ろうと決意したEさんでした。
しかし、以前働いていた時には遭遇することがなかった事態に、幾度も巻き込まれることになりました。
それは、保護者からの要求でした。
本来なら各家庭で、教育するような内容のことでも保育園に対してやって欲しいと要求する親や、保育士の業務の範疇を超えた部分のことがクレームとして出たこともありました。
そのため、体力的にも精神的にも消耗してしまい体調がすぐれない日々にEさんは悩むことになりました。
東京という土地柄保育園には、様々な考え方を持った保護者もいます。
そういった人々と関わっていく上で、「何かしらのクレームは出るだろう」と予測していなかったことが、今回の転職で至らなかった部分だとEさんは振り返っています。
その差はどこに? 上京転職に失敗する人、成功する人
ここまでの内容をまとめて、転職に失敗している保育士と成功している保育士の特徴を比較してみましょう。
保育士の上京転職に失敗している人に共通していること
情報収集が満足にできておらず予想外のことに対応ができていない。
保育士の上京転職に成功している人に共通していること
多くの情報を仕入れ、覚悟を持った上で転職できたこと。
保育士が転職に成功するためには、例えば「転職目的を明確にして、情報収集・分析を怠らない」といったことが秘訣と言えるかもしれません。
最後に、保育士をめざす方が上京して失敗せずに転職するためのアドバイスをお伝えします。
スクールで保育士になる為の大切なポイントを、体験談を交えて一緒に学ぶ
という方法をお勧めします。
保育士の転職にスクールをお勧めする理由
保育士の転職にスクールをお勧めする理由は3つあります。
- 現役保育士が講師として登壇するので、資格取得に向けたポイントを分かりやすく解説
- カリキュラムのサポートも充実しているので、自分の都合のいい時間に合わせることができる。
- 資格取得後も就職活動の相談やサポートもしてくれる。
以上のことから、スクールを積極的に利用して、有利な就活を進めてください!