既卒や第二新卒で上京して管理栄養士になりたい方、地方から上京して管理栄養士になりたいと考えている皆さん。
実際に東京で管理栄養士に転職した人の体験を知りたい
と思ってこのページをお読みくださっていることでしょう。
管理栄養士とひとことに言っても、企業の特徴、仕事の中身、働き方のスタイルはさまざまです。
上京することで、希望通りの就職が決まればいいのですが、思っていた仕事と違うとか、東京で生活に困ってしまった、といった失敗は避けたいものです。
そこでこの記事では、実際に転職した管理栄養士の体験談を成功例も失敗例もご紹介します。
さらに、管理栄養士のための失敗しない転職方法も、合わせて解説します。
目次
転職してよかった!上京転職体験談【成功例】まとめ
東京で管理栄養士に転職することで、給料や待遇に満足している人や、スキルアップがかなった人はたくさんいます。
ここでは、転職に成功した3名の方の体験談をご紹介します。
3度の転職を経てワークライフバランスを重視した職場に
スーパーマーケット、介護付有料老人ホームで調理の仕事をしていたAさんは、結婚を機にご主人の職場がある東京に引っ越しました。
家計のこともあり、引き続き調理の仕事をしたいと老人ホームでアルバイトをしていました。
しかし、もう少し給与を上げなければと思い管理栄養士の資格を志しました。
しかし、現職では本来の業務以外に事務作業や施設全体の打ち合わせもあるので勉強時間を取ることができませんでした。
そこで転職エージェントに相談して働きながら管理栄養士の資格取得支援がある職場を探しました。
結果として、全国転勤はありますが管理栄養士の医療法人を紹介されました。
転勤があることで悩みましたが、ご主人もご家庭のことを進んでやってくれる方だったので気後れすることなくAさんは新しい一歩を踏み出しました。
研修も充実しているので、毎日が楽しいようです。
病院の管理栄養士から民間企業の社員食堂の管理栄養士へ
地元の総合病院で管理栄養士として就職したBさんは、献立作成、栄養指導がメイン業務でした。
しかし、ベテラン栄養士の方と考え方が合わず衝突することも多くありました。
そのため人間関係で仕事が滞ってしまうこともあり、今の職場が嫌になってしまいました。
転職エージェントにそのことを、涙ながらに相談すると新天地を見つけてはどうかと提案されて目の前がぱっと明るくなったようです。
有給や代休を駆使しながら転職スケジュールを確保して東京都内の民間企業にある社員食堂の面接を受けました。
待遇も現職より良く、これまでの経験が評価されたことと人材不足であることもありタイミングにも恵まれた転職となりました。
今の職場は土日祝日が休みであり残業もほとんどないので自分の時間を取ることもできるので非常に満足な状況だそうです。
様々な職場の経験を経て介護施設の管理栄養士に
一般企業で管理栄養士として働いていたCさんは、フィットネスクラブや社員食堂など様々な場所でご活躍されていました。
しかし、Cさんの考え方として栄養相談を管理栄養士になったからには行いたかったのですが、フィットネスクラブなどは接客業務もあり理想の姿には遠い物でした。
そこで転職エージェントに相談したところ都内の介護サービスを展開している福祉法人を紹介されました。
そこには、食事制限などで食べたいものが食べられない方も多くおられ、そういった方にも楽しく食事をしてもらいたいという気持ちがCさんの中には強く出てきました。
そこの福祉法人は近隣にも系列施設があり、Cさんが引き受ける案件も多いですがそれだけやりがいがあるとのことで日々奮闘されているそうです。
忙しくても、自分がのめりこめるものであればとっても楽しいですよね!
転職するんじゃなかった!上京転職【失敗例】まとめ
東京での転職活動は、地方よりも有利な面はあるものの、安易に行動を起こすと失敗してしまう危険性もあります。
ここでは、お2人の体験談を通して、なぜ失敗したのか、その教訓を挙げていきます。
総合病院の管理栄養士になったものの…
Dさんは、都内の総合病院で管理栄養士として働いていましたが病院特有の人間関係に振り回されるのがつらくなって転職を意識しはじめました。
少しでも早くこの環境から逃げ出したいと思い、渋谷にある一般企業の社員食堂の管理栄養士として転職しました。
しかし、入社してすぐに経営者が社内のコミュニケーションを図るという理念のもと業務外の打ち合わせが導入され、研修会なども多くありプライベートの時間を作ることが難しく、会社の方針もコロコロ変わるのでDさんにとって再びやりづらい職場となってしまいました。
転職エージェントなどを利用すれば事前に今後の事業展開や会社の動向さらには職場の環境なども分かってよりよい選択ができたのにとDさんは後悔されているとのことです。
介護施設の管理栄養士から総合病院の管理栄養士に
介護施設で管理栄養士として勤務していたEさんは、施設の統合があり勤務地が遠くなってしまったので転職することに決めました。
ハローワークから、紹介された求人にとんとん拍子で選考がすすみ都内の総合病院で採用されました。
しかし、患者に食事指導を行ったところ、回復の見込みがない病気で食事指導が役に立たないと言われショックを受けてしまいました。
こういった場面があることもEさんの中では、分かっていたのですが面と向かって言われるとそこまでメンタルの強くないEさんは参ってしまいました。
気持ちの整理をすることに時間がかかったEさんは、周囲との関係もすこしギクシャクしてしまい再び都内の保育園へと転職していったそうです。
こういった医療の現場では、辛辣なことを言われてしまうこともあるようですね。
その差はどこに? 上京転職に失敗する人、成功する人
ここまでの内容をまとめて、転職に失敗している管理栄養士と成功している管理栄養士の特徴を比較してみましょう。
管理栄養士の上京転職に失敗している人に共通していること
栄養相談と調理中心とすみわけがあり合わないと苦労する。
管理栄養士の上京転職に成功している人に共通していること
研修制度が充実しており、周囲の人に相談や情報交換がしやすい環境にある。
管理栄養士が転職に成功するためには、例えば「今の職場にストレスを感じたら無理せず転職する」といったことが秘訣と言えるかもしれません。
管理栄養士の資格を持っていればエージェントに相談を
最後に、管理栄養士をめざす方が上京して失敗せずに転職するためのアドバイスをお伝えします。
転職エージェントを活用して、効果的に転職活動
という方法をお勧めします。
管理栄養士の転職に転職エージェントをお勧めする理由
管理栄養士の転職に転職エージェントをお勧めする理由は3つあります。
- 管理栄養士の資格を活かし、自分にあった仕事内容が選べる
- 専門分野の知識を持ったエージェントがいる
- 隠れた優良案件を多数持っている