東京の転職情報はどう収集?地方でも不利にならない4つのコツ

東京で就職したいという希望を叶えるべく決意して、企業選びに取り掛かろうとしているけれど、地方で転職活動をすると不利にならないか不安に思っていらっしゃる皆さん。

東京で転職情報を探すための現実的な方法を知りたい

と思ってこのページをお読みくださっていることでしょう。

希望の仕事や理想の職場というものは、各々の価値観から導き出されるもので、計算式のように必ずしも正解があるという訳ではありません。

今回は、東京で働くことを考えている方が、企業選びの際に少しでも悩む時間を減らすことができるように、今すぐできる求人の探し方を解説します。

当サイト「みさぽ」に転職希望者の方から多く寄せられる質問にもお答えしますので、ぜひ参考にしてください。

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東京の転職情報を探す方法には対面とネットがある

求人を探す手段には、東京の現地で探す方法と、地元で探す方法があります。
短期集中で内定をもらうと決めて就職前に上京し、都内で会社説明会や合同面接会に数多く通ってスピード内定をもらう人も、もちろんいます。

しかし、現在は地元の会社に在職中の方や、上京するための交通費・宿泊費用、またはあらかじめ引っ越してくるための貯金が十分にないという方も多いかもしれません。

そこで、ネットをうまく活用して就活を始めたり、転職を支援してくれるサービスを活用して相談したりといった対策が必要となります。

行きたい企業の候補があるなら企業のwebサイトをチェック

大手・上場企業や、企業規模は小さくても転職者に人気だったりして知名度の高い企業は、自社の採用サイトが非常に充実しており、サイトを見るだけで大部分の情報収集ができます。

現在募集のあるポジションや、採用実績、先輩社員の声、今後の経営方針や求める人材像については一通り記載があるのが一般的です。
会社によっては採用説明動画まで掲載しているため、会社説明会に行かなくても企業研究が可能になっているのです。

このような会社の場合、外部の転職サイトなどに広告を出す必要がないため、独自の募集・選考をしています。
ネットで探す場合は、社名をweb検索し、企業の公式サイトから求人情報を探し、設置されている自社エントリ―フォームから応募を進めていきましょう。

転職サイトのように、一度経歴などの登録をしておけば、クリックするだけでまとめて応募とはいかず、必ずしも効率は良くありませんが、志望度の高い企業は個々に応募していく価値があると言えます。

転職フェアに参加、またはオンラインで視聴する

東京で活発に人材募集している会社の話を効率よく聞きたいなら、転職フェアに参加するのがお勧めです。
企業(転職サイトや転職エージェント)主催のイベントが多いので、転職サイトなどに登録をしておき、イベント情報をメールで受信できるようにしておくと、情報の取りこぼしをしなくて済みます。

また、都内のハローワークや東京しごとセンターなどが、受け持っているエリアに特化した合同面接会も盛んに開催されています。
現地に行く機会があれば参加してみると良いでしょう。

このような現地のイベントに行けない場合は、オンラインで開催される転職フェアを利用するのも良いでしょう。
企業の人事担当者の説明に対し、同時に大人数で聞くことになるので、一対一での質疑応答は残念ながらできませんが、地方で就活しても、自宅に居ながらにして東京の企業の人の話が聞けるのは良いきっかけ作りになるはずです。

迷ったら東京の企業に強い転職エージェントに登録を

一対一でじっくり相談したいなら、転職エージェントに登録するのが一般的です。
あらゆる業種・職種を網羅した「総合型」と呼ばれるエージェントもあれば、IT業界、広告・クリエイティブ業界、医療業界など、業界専門の転職エージェントもあります。

全国展開をしているエージェントなら、地方の支社で登録後、東京の求人を紹介してもらうこともできます。

業界専門のエージェントで、事務所が東京にしかない場合も、わざわざ出向く必要はなく、電話やweb通話で登録が可能なケースがほとんどです。

登録希望は、各エージェントのサイトのお問い合わせフォームから、いつでも行うことができます。
興味のある業界のエージェントが見つかったら、まずはwebから問い合わせてみましょう。

 

住みたい、働きたいエリアを絞って、ネット検索するのも効率的

漠然と「東京 事務職」などで求人広告を検索すると情報が多すぎてきりがありませんが、もし、住みたいエリアが決まっているなら、区や沿線、最寄駅の条件を入れるだけでも求人広告の絞り込みができます。

転職サイトに登録しても良いですし、登録せずログインなどをしなくても求人広告が幅広く探せて、対象の会社のwebサイトから直接応募できる仕組みになっている場合もあります。

この方法は学生時代に東京に住んでいて土地勧がある方や、家族の都合で東京に引っ越すことになっていて、働く予定のエリアがあらかじめ絞られている方には特に効果的です。

キャリアアドバイザーが答える転職情報収集のQ&A

ここまで、代表的な転職情報の探し方を紹介してきましたが、他に考えられる手段もあります。

ここでは、当サイト「みさぽ」に相談が寄せられた、その他の手段についても取り上げていきます。
転職希望者とのQ&Aを参考にしてみてください。

東京で転職情報を探すには、ハローワークも使える

たとえ住民票を東京に移していなくても、東京のハローワークを利用できます。
ハローワークでは、急募の求人や正社員の求人に限定して紹介してもらうことが可能で、既卒の方や職務経験が浅い方でも門前払いされません。

一方、業務経験が豊富な方なら、むしろ求人はハローワーク以外にあるかもしれません。
例えば大手企業が厳選して人を採用したいポジションは「非公開」で求人を行っています。
転職エージェントが限定求人を受け取り、事実上の書類選考を実施して、対象に当てはまる人のみに求人を公開するという仕組みです。
特定の業界での経歴が長い人や、転職に有利な資格を持っている人などには、自分から応募しなくても企業からオファーが来たり、アドバイザーが紹介してくれたりもします。

もちろん、経験豊富なベテランの人材や、ITエンジニアなど高度なスキルを持つ人材が、ハローワークでうまくマッチングできた事例もたくさんあります。
ハローワークには専門職の求人はないといった先入観をあまり持たずに探してみましょう。

スクールに行ってから転職先を探してもらうという方法は

東京には、資格や専門技術が学べるスクールが多数あり、まずは技術・技能を習得してからスクールが紹介してくれる求人を使って就職しようと検討している人も多いかもしれません。

その場合も、大前提として、修了生全員に仕事があっせんされるわけでも、無試験で入社できるわけでもありません。

他の就活方法と同じように、選考やインターンを経て就職という流れが一般的です。
たとえ面接が苦手でも、逃れることはできないと認識しておきましょう。

一方で、異業種に転身したい場合、スクールでの学習経験や資格は、独学よりも評価されやすいのも事実です。

資格を持っている人だけが業務に従事できるといった独占資格を取得する場合や、企業系列のスクールであり卒業生を受け入れた実績が多数ある場合は、就活上のメリットがあると言えるでしょう。

地方では縁故採用も多いが、東京にもある?

地方では、就職にも転職にもコネ(縁故)採用があり、人の紹介があれば入社しやすいといったケースも聞かれます。
東京でも無いとは言い切れませんが、それが主流ではないのは確かです。
書類選考、筆記試験、数回の面接と選考プロセスが地方より多いことを認識しておくべきです。

エージェント経由で応募したとしても、筆記試験が免除されるわけではないので、入念に準備しておきましょう。
なお、東京の企業では既卒者のOB・OG訪問を受け入れている場合もあるため、人脈がなくて不安な人は、訪問先を探してみると良いでしょう。

 

まとめ 複数の情報源や相談先を持っておくと安心

現在地方にいて、東京の転職事情に詳しい人がまわりにいない環境では、エントリ―や書類作成がなかなか進まなかったり、自分に合った企業にたどり着きづらいかもしれません。

しかし、転職エージェントに登録さえすれば安心とも言い切れません。

既卒や未経験者が大企業にチャレンジしようと思えば、企業のサイトに掲載された公開求人をチェックしたほうが応募のチャンスが広がりますし、現地・オンラインを問わず転職フェアに参加すれば、紹介される企業以外にも視野が広がり、思わぬ企業の志望度が高まるかもしれません。

また、志望が漠然としている場合でも、住みたいエリアや働きたいエリアを絞り込むことで、転職先の選択肢が見えてくる場合もありますので、きっかけ作りに活用してください。

地方出身者に特化した上京支援サービスに、仕事探しから住まい探しまでトータルに相談してみてはいかがでしょうか。
当サイト「みさぽ」の上京支援サービスもぜひご検討ください。

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