プライベートにひと段落がついて臨床心理士として復帰したいと思っている方や、地方から転職して臨床心理士になりたいと思っている皆さん。
実際に臨床心理士に転職した人の体験を知りたい
と思ってこのページをお読みくださっていることでしょう。
臨床心理士とひとことに言っても、病院の特徴、仕事の中身、働き方のスタイルはさまざまです。
希望通りの就職が決まればいいのですが、思っていた仕事と違うとか、以前より生活に困ってしまった、といった失敗は避けたいものです。
そこでこの記事では、実際に転職した臨床心理士の体験談を成功例も失敗例もご紹介します。
さらに、失敗しない転職方法も、合わせて解説します。
目次
転職してよかった!ブランク明け転職体験談【成功例】まとめ
臨床心理士に転職することで、給料や待遇に満足している人や、スキルアップがかなった人はたくさんいます。
ここでは、転職に成功した3名の方の体験談をご紹介します。
MRから臨床心理士への転職
MRとして働いていたAさんは仕事熱心で頑張ってきましたが患者との付き合い方に疑問を持ち始め、再度大学院に入って臨床心理士の資格を取得しました。
資格取得を進めながら、就職先も同時に見つけることにしました。
臨床心理士としてしばらく心療系の病院に勤務したあと独立されて、今は都内でカウンセリングオフィスを開設されました。
子育てや夫婦関係の悩みをメインに受け付けており、業界では一目置かれる存在とAさんはなっておられます。
不登校の経験から臨床心理士の道へ
高校生の時に引きこもりがちだったBさんは、大学を出て民間企業に就職しましたが、過度な仕事量と大声を上げる上司に耐えることができず1年ほどして退職してしまいました。
学生時代、社会人になってから自分と同じように苦しんでいる人がいるのではと、Bさんは考えそういった人たちと社会をつなぐきっかけになることができればと臨床心理士へなるため再度大学へ進学しました。
数年後見事臨床心理士になることができたBさんは、就職先を探すことになりました。
一度社会人を経験してからの就職だったので、転職エージェントを使い効率的に転職活動を進めました。
その結果都内のメンタルヘルスの専門クリニックに採用されることになりました。
昔のBさんのように、不登校等で悩んでいる人が少しでも毎日が楽しくなるようになればと精力的に活動されているとのことです。
専業主婦から臨床心理士への道へ
18歳の時に妊娠して子育てをしながら大学へ通ったCさんは、卒業と同時に結婚されたため就職活動を行いませんでした。
数年後、子供もある程度手がかからなくなったので外に出て働いてみたいという気持ちが出てきました。
しかし、普通にパートで働くのは何か違うと考えたCさんは、大学で臨床心理の実習を受けてその後も独学で勉強していたので、臨床心理士の資格を取り働くことになりました。
転職の際に、転職エージェントを使い、これから子供をまだ考えていたので育児休暇のある心療内科を紹介されました。
土日祝が休みで、子供の行事の際にも遠慮なく休暇を取ることができる職場環境なのでCさんにとっては最適な職場となりました。
今は、子育て中のお母さん達に向けた相談室なども担当されているとのことです。
転職するんじゃなかった!ブランク明け転職【失敗例】まとめ
ブランク明けの転職活動は、地方よりも有利な面はあるものの、安易に行動を起こすと失敗してしまう危険性もあります。
ここでは、お2人の体験談を通して、なぜ失敗したのか、その教訓を挙げていきます。
複数の病院に勤めたからこそ見えてきた現実
10か所ほどの病院で臨床心理士として活躍されていたDさんは働いた場所の分だけ引っ越しも繰り返してきました。
特に地方の病院などで勤務すると臨床心理士が自分一人だけといったこともあり、休みがなかなか取りづらいことや、プライベートなどが筒抜けになってしまうことが悩みでした。
そのため、地方より都会での勤務をしていた時のほうが落ち着いて仕事に向き合えたと語っています。
現在は都内の総合病院の心療系部門で臨床心理士として働いておられますが、今後転職をする際には転職エージェントを使って、しっかり情報収集をして落ち着いた環境で仕事がしたいと話しておられるそうです。
大学で博士号を取ったものの就職で苦戦
大学院で臨床心理士として博士号も取ったEさんは当時の社会情勢の影響もあり就職活動にとても苦労されました。
ゼミの教授などに推薦状を書いてもらい、自身でもかなりの病院に履歴書を送付しましたが面接に参加できたのはわずか5社だったそうです。
ただ、情報収集がうまくいかなかったEさんは面接で焦ることもあり自分の良いところを出すことができませんでした。
転職エージェントなどを利用して、情報収集と面接対策を万全にしておけばより早い段階で就職できたのにと当時の就職活動を振り返っておられます
その差はどこに? 転職に失敗する人、成功する人
ここまでの内容をまとめて、転職に失敗している臨床心理士と成功している臨床心理士の特徴を比較してみましょう。
臨床心理士の転職に失敗している人に共通していること
なんとなくで転職しているので、転職回数も多い
臨床心理士の転職に成功している人に共通していること
仕事を通してどういったことを実現したいかが明確である
臨床心理士が転職に成功するためには、例えば「焦らずに自分の目標を見据える」といったことが秘訣と言えるかもしれません。
転職エージェントを使い効率的に就職活動を
最後に、臨床心理士をめざす方が上京して失敗せずに転職するためのアドバイスをお伝えします。
転職エージェントを使い効率的に就職活動を
という方法をお勧めします。
臨床心理士の転職に転職エージェントをお勧めする理由
臨床心理士の転職に転職エージェントをお勧めする理由は3つあります。
- 優良案件を多数持っている
- 雇用条件などの調整を代行してくれる
- 面接同行でアシストを行ってくれる