子育て等のライフイベントがいったん落ち着いて保健師として復帰したいと思っている方や、地方から転職して保健師になりたいと思っている皆さん。
実際にブランク明けで保健師に転職した人の体験を知りたい
と思ってこのページをお読みくださっていることでしょう。
保健師とひとことに言っても、企業や病院の特徴、仕事の中身、働き方のスタイルはさまざまです。
上京することで、希望通りの就職が決まればいいのですが、思っていた仕事と違うとか、生活に困ってしまった、といった失敗は避けたいものです。
そこでこの記事では、実際に転職した保健師の体験談を成功例も失敗例もご紹介します。
さらに、保健師のための失敗しない転職方法も、合わせて解説します。
目次
転職してよかった!上京転職体験談【成功例】まとめ
ブランク明けで保健師に転職することで、給料や待遇に満足している人や、スキルアップがかなった人はたくさんいます。
ここでは、転職に成功した3名の方の体験談をご紹介します。
個人医院の看護師から保健師への転職
看護師として地元のクリニックに努めていたAさんは看護師として勤務していました。
ところがそのクリニックの院長が高齢を理由に廃業することになりました。
看護師として他でも働こうと考えましたが、今まで働いてきた中で病気予防について周知していくことの重要性に気づき保健師として働くことを考えました。
もともとは看護師の他に保健師の資格も取得しており少しの間働いていたのですが、実務的なブランクがあり転職には不安がありました。
そこで、医療系の転職エージェントを利用することにしました。
エージェントとこれまでの経歴を整理して、これからどうしていきたいのかを確認しました。
その結果産業保健師を目指すことにしました。
ブランクもあったので再度知識を入れることも行い見事転職することができました。
とてもやりがいのある仕事で、毎日が楽しいとのことです。
5年ぶりに産業保健師へ復帰
介護施設で看護師をしていたBさんは、以前は産業保健師として働いていました。
看護師として働いていたある日、介護施設を経営する親会社が介護事業から撤退することになり、突如働く場を失ってしまいました。
途方に暮れていたBさんは、自身の資格を活かした仕事をしたく安定した経営基盤を持つ場所で働きたいと思ったので上京することにしました。
しかし、土地勘が無かったので、東京の転職エージェントを利用することにしました。
ブランクがあるとのことで面接では、少し不安がられることもありましたがしっかりと面接準備を行い臨んだ結果見事保健師として復帰することができました。
ご家族の転勤を機に保健師へ復帰
地方で損害保険の営業をしていたCさんは、地域住民に充てて損害保険の勧誘を行っていました。
そんなある日ご家族が東京本社に栄転することになりそれについて行くことになりました。
保険の仕事以前は、保健師として働いていた経験があり保健師として復帰したいと思いました。
引っ越しなどの片づけがすんだ後、転職エージェントを利用して転職活動を開始しました。
今回の転職で重視したことは労働環境でした。
家事もしっかり行いたかったので、残業が少ない職場が良いと考えていました。
その結果ブランクの不安はありましたが、地域包括支援センターの保健師として採用されました。
現在は、センター内で多くの方の健康相談に乗っておられるそうです。
転職するんじゃなかった!保健師の転職【失敗例】まとめ
ブランク明けの転職活動は、安易に行動を起こすと失敗してしまう危険性もあります。
ここでは、お2人の体験談を通して、なぜ失敗したのか、その教訓を挙げていきます。
訪問介護の仕事から保健師へ復帰
地方で訪問介護事業の仕事をしていたDさんは、保健師の資格を持っていましたが保健師としての就職口がなく、仕方なく介護の仕事をしていました。
そんな生活にも嫌気がさして、住んでいる街を出て仕事を探すことにしました。
せっかく保健師の資格を持っていたので無駄にしたくないという気持ちでいっぱいでした。
そして都内で35歳の時に産業保健師として転職しました。
しかし、実務経験がなかったDさんにとって産業保健師の仕事は激務でした。
健康診断があるときなどは、保健師としての仕事をすべて自分で担当しなければならないのでかなり体力的に負担があります。
人員の増強を要請していますが、予算がないと毎度流されてしまいます。
企業規模や労働環境をもう少し調べておけばこのような疲労困憊する職場に入ることはなかったと思います。
看護師から保健師に復帰
地方病院で看護師として働いていたEさんは、保健師の資格を持っていたのですが募集がなく、看護師としてやむを得ず働いていました。
5年ほど働いたある日、新しく来た上司とどうしても考え方が合わず仕事を辞めてしまいました。
都会に出て働こうと考えて東京で保健師として働くことになりました。
採用されたものの、Eさんには無茶苦茶なシフトが待っていました。
地域包括支援センターの保健師はEさん以外おらず、休みが取れない状況が続いています。
さらには、事務作業が思ったよりも多く、帰宅時間も遅くなっています。
ある程度は想定していましたがそれ以上に大変なので、場所を変えて働きたいと思っているそうです。
その差はどこに? ブランク明け転職に失敗する人、成功する人
ここまでの内容をまとめて、転職に失敗している保健師と成功している保健師の特徴を比較してみましょう。
保健師の転職に失敗している人に共通していること
保健師としての労働環境や待遇の最新情報を持っていない
保健師の転職に成功している人に共通していること
残業の有無や、雇用条件などしっかりと確認してから働いていること
保健師が転職に成功するためには、例えば「転職エージェントを利用して、自分にあった職場を探す」といったことが秘訣と言えるかもしれません。
転職エージェントを利用して、自分の納得のいく条件で転職する
最後に、保健師をめざす方が失敗せずに転職するためのアドバイスをお伝えします。
転職エージェントを利用して、納得のいく転職活動を行う
保健師の転職に転職エージェントをお勧めする理由
保健師の転職に転職エージェントをお勧めする理由は3つあります。
- 転職先の労働環境を細かく知っている
- ブランクのある人でも、ノウハウを与えてくれる
- 公にされていない優良案件を多数持っている
以上のことから、転職エージェントを積極的に利用して、有利な就活を進めてください!
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