スマートフォンやビデオチャットアプリの普及に伴い、自宅にいながら、東京など遠くにある会社の面接を受けることができる世の中となりました。
そのため、就活生には平等にチャンスが与えられることになり、選択肢が今までより拡大したとも考えることができます。
そんなチャンスを逃さないために、web面接の際の服装やルール等のマナーについてご紹介します。
目次
上京就活の第一歩!web面接での服装ルールとは?
web面接の形式を採用している企業が増えてきている今、就活生が知っておくべき服装の基本ルールをおさらいしましょう。
web面接も、従来の面接と同じように基本はスーツスタイルで!
書類選考やSPI等は、郵送やオンライン提出と同時に行われますので従来通りなのですが、
それを通過すると面接となります。
どんな企業がweb面接を採用しているか知りたい方は、こちらもお読みください。
web面接は、従来の対面形式の面接と同じ選考なので、スーツスタイルで臨むのが大前提です。スーツの際にも、カメラに映るのは上半身だけだから下はジャージ、ハーフパンツ等はやめておいた方がいいでしょう。
急に立ってみて全体を見せてほしいなど、手を抜かずに選考に臨んでいるかを確認している面接担当者もいます。
しっかりと、全身スーツスタイルで面接は受けましょう。
スーツ等の服装指定が無いweb面接でもビジネススタイルの服装で
企業によっては、私服などのファッションセンスを見たいと指示してくる企業もありますのでその際には、企業からの指示に従いましょう。
その際にも友人とちょっと飲みに行く時の服装ではなく、ビジネスシーンにマッチした服装を選ぶことが原則です。
私服指定の場合は、ジャケットは不要ですが、襟付きのシャツやブラウスを着て真面目な印象を与えるようにしましょう。
もし、どういったもの選べばと悩むようだったらご家族に聞いてみる、もしくは、スーツで臨んでも問題ありません。
Web面接では、カメラの映り具合も要チェック
ウェブ面接ならではの服装選びの注意点もあります。
web面接では、PC画面を通すため、濃い色合いの服装を着た方が、表情がよりはっきりと映るといったデータも出ています。
私服指定の場合でも、明るい色のトップスを着ていると、光が反射して顔がぼやける恐れがあります。
また、カメラの背景にも注意しなければなりません。黒い服で、暗い色の壁の前に座ると、顔の色が白く飛んでしまうこともあります。
Web面接では、面接担当者とのアイコンタクトがとても重要であるため、服装や照明にも気配りをしておく必要がありますね。
経験者は語る…web面接における就活生の服装は?
Web面接を受ける際に、どんな服装や行動をしていたのか先輩の声を聴いてみましょう。
それらしく見える服装で印象アップ
面接時の服装自由という企業にエントリーをしており、見事選考に進んだAさんはテーラードジャケットでweb面接に臨みました。
服装を選ぶことを面倒くさがりスーツで臨んだ際に、融通が利かない人だと判断されたり、自分で物事を考えない人と思われたりするのが嫌だったためでした。
面接では、なぜ今回このような服装にしたのか等を織り交ぜて話をしたところ好印象を持たれて見事選考を突破されたとのことです。
web面接だからと気を抜いていたら、全身を見せてほしいといわれパニックに
1次選考で、web面接となったBさんは服装がスーツ指定ということだったのですが、全身を見られることは無いだろうという思いから、上だけスーツにして、下はハーフパンツで選考に臨みました。
選考も途中まで進み、和やかな雰囲気だったのですが面接担当者から立ってみて全体像を見せてほしいと言われました。
まさかそんなことを言われると思っていなかったBさんは焦ってしまいました。
その拍子に、ウェブカメラがずれてしまい全身が映ってしまいました。
その後も、一見和やかに進んでいた面接だったのですが、終了後に親から「そんな不真面目な態度で選考を受けているのか?そんな態度では社会では通用しない。」と厳しい口調で叱責されてしまい、急に不安になってしまいました。
選考結果も言うまでもありません。
これくらいなら、良いかなと思うことでも社会人になったら、許されないこともあります。
服装はその人を印象付ける重要なファクターなので、初対面の人と会う場合には注意を払いましょう。
【男女別10選】web面接での服装マナー
ここまでの内容をまとめて、web面接の際の服装マナーについてアイテム別に紹介します。
男性向け服装マナー10選
①就活にふさわしいスーツの色は、黒、濃紺、ダークグレー②カメラに映った場合、最もフィットしているスーツを選ぶ
③事前にスーツの手入れを行う
④シャツは原則白を着用して、首回りや襟にも気配りを
⑤面接中の汗等は見苦しいのでエアコンをつけることや、通気性の良いアンダーシャツを選ぶ
⑥ネクタイは顔に焦点を当てるため濃い色、無地またはストライプ柄がベター
⑦ダークグレーや濃紺のネクタイは冠婚葬祭用のネクタイとも取られかねないので着用はおすすめしない
⑧ジャケパンスタイルは、私服指定、服装自由のいずれかでない場合は着用しない
⑨メガネフレームは、表情を隠してしまう太いものは選ばない
⑩時計は別につけなくてもよい(ただし、着用しているアイテムを見たいという企業もあるのでその際は、年齢に見合った価格帯の時計をつける)
女性向け服装マナー10選
①スーツの色は、黒、もしくは濃紺やダークグレーとしてデザインは椅子に座った時にジャケットがきつくないか、袖の長さがジャストかどうかで選ぶ
②ジャケットのボタンは一番下のボタンは外しておいてもOK
③ブラウスはweb面接の際には顔色がよく映えるスキッパーシャツがベター
④季節によって着用するジャケットのタイプを切り替える
⑤私服指定や服装自由の時も、就職活動にふさわしい服装にする
⑥冬の場合、春秋向けの素材の服装を着用しない(季節感が無いと思われるため)
状況に合わせて服装を選ぶ
⑦知的な印象を与えるためweb面接では眼鏡を着用するとよい
⑧時計は別につけなくてもよい(ただし、着用しているアイテムを見たいという企業もあるのでその際は、年齢に見合った価格帯の時計をつける)
⑨web面接では腕時計以外のアクセサリーは付けないほうがベター
⑩ネイルは、身だしなみの一環としてチェックしている企業は多いので普段から気を配っておく
Web面接では服装マナーに関して予期せぬことが…
Web面談は主に自宅で受けることが多いと思いますが、面接担当者は応募者の普段の振る舞いをチェックしているのです。
なので、服装選びは問題なくても着こなしや身だしなみに問題があるとそれが不採用の原因となることもあるのです。
客観的な視点を持って、面接を突破するための準備や工夫が必要となります。
Web面接の前にカメラテストをやっておこう
服装選びが終わったら面接前に、友達や家族にカメラテストをしてもらうと安心です。
自分が気づいていないところを指摘してくれるので「あの時こうしておけば」を面接の後に気づいても遅いのです。
もし、転職エージェント等を利用しているのならプロに確認してもらうのも一つです。
まとめ
地方在住者も平等に選考できるよう、web面接を採用する企業が増えてきている今、経験が少なく不安を感じている人も少なくないでしょう。
転職エージェントでも、web面接対策を行っており、企業が採用しているビデオチャットアプリを使って予行演習を行ってくれます。
中には、企業ごとの好まれる服装などの情報を持っている転職エージェントも存在するのでぜひ相談してみることをお勧めします。
地方にいると、様々な不安がある中での就職活動とはなりますがぜひ皆さん頑張ってください!
さて、「みさぽ」では地方から東京に転職した先輩たちのたくさんの体験談を集めています。
成功事例と失敗事例、両方をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
なお、エージェントに登録しても、全ての選考がオンラインで完結するとは限りません。
やはり、選考が進むと企業に出向いて面接を受けなければならないのが実態です。
そこで、「みさぽ」では面接に行くときの東京での滞在場所でお困りの方に向けて
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