既卒や第二新卒で上京してパティシエになりたいと思っている方や、甘いものが大好きで自分も作りたいからパティシエになりたいと思っている皆さん。
実際にパティシエに転職した人の体験を知りたい
と思ってこのページをお読みくださっていることでしょう。
パティシエとひとことに言っても、お店の特徴、仕事の中身、働き方のスタイル、主力商品など違いはさまざまです。
希望通りの就職が決まればいいのですが、思っていた仕事と違うとか、以前より生活水準が下がってしまった、といった失敗は避けたいものです。
そこでこの記事では、実際に転職したパティシエの体験談を成功例も失敗例もご紹介します。
さらに、パティシエのための失敗しない転職方法も、合わせて解説します。
目次
転職してよかった!異業種からの転職体験談【成功例】まとめ
パティシエに転職することで、給料や待遇に満足している人や、スキルアップがかなった人はたくさんいます。
ここでは、転職に成功した3名の方の体験談をご紹介します。
塾講師からパティシエに転職
地方大学を卒業後塾講師として働いていたAさんは、収入も満足いく額をもらって子供たちの学力向上に貢献できることに生きがいを感じていたのですが、それ以上に洋菓子が好きでした。
有名な店舗であると、新幹線に乗ってでも食べに行くなどの根っからのお菓子好きだったのです。
そのうち自分でも洋菓子を作って売りたいと考えるようになり塾講師の仕事よりもやりたいという気持ちが強まってきました。
製菓専門学校に通うことになり、必要な製菓理論を学びながら菓子製造技能士を取得しました。
そして転職活動に臨みました。
いろいろなお店のオーナーさんに面接の中で塾講師の安定した収入を捨ててでもこの業界に来たことを不思議がられましたが同時にAさんの熱意を買ってくれる人も多くいました。
その結果、小規模ではありますが洋菓子とアイスクリームを取り扱う洋菓子で働くことになりました。
職場の雰囲気も良く先輩とのコミュニケーションも取りやすくお客さんとの会話も楽しんでいます。
オーナーにも気に入られて、来年にはオーナーの娘さんとご結婚をされるとのことで跡取りとしてもAさんは期待されているそうです。
プロボクサーを引退後セカンドライフとしてパティシエに
プロボクサーとして戦っていたBさんは、厳しいトレーニングをしながらファイトマネーとアルバイトで生活していました。
そんなBさんはトレーニングの時にたまに食べるスイーツが大好きで、自分でも作ってみたいと思う時がありました。
ボクサーとしてもやり切ったと思ったBさんは引退して、次のキャリアとしてパティシエになることに決めました。
サポーターに製菓関係の仕事をしている人がいたのでその人に相談したところ、スクールに通ってみてはと言われたので製菓専門学校に入学して学ぶことにしました。
体力的な自信はあったので、技術や理論も体系的に覚えていき見事卒業となりました。
就職先としてはホテルなど大きな規模の職場でした。
大人数の中で切磋琢磨しながら、より研鑽を重ねていければと思ったからです。
入ってみると、しっかりとした教育システムもあり未経験のBさんでも成長できる職場でした。
ホテルスタッフからパティシエに転職
短大卒業後、ホテルスタッフとして働いていたCさんは、以前からパティシエの仕事に憧れており、ホテルスタッフとしてキャリアを積んだ今製菓技術を学びたいと思い転職しました。
生活もあったので夜間の製菓スクールに通いながら転職活動を行いました。
転職先として重視したのは、いろいろなジャンルに挑戦ができる環境でした。
しっかりと勉強もした結果大手レストランの製菓部門に就職することができました。
仲間とともに毎月のお菓子を考えたり、技術を磨いたりなど充実した毎日を過ごされているそうです。
転職するんじゃなかった!パティシエへの転職【失敗例】まとめ
未経験職種への転職活動は、安易に行動を起こすと失敗してしまう危険性もあります。
ここでは、お2人の体験談を通して、なぜ失敗したのか、その教訓を挙げていきます。
宅配サービス会社からパティシエに転職
荷物配達の仕事をしていたDさんは、人手不足もあり長時間労働が続き体調を崩してしまいました。
そこで、友人がパティシエをしているのを見て楽そうだなと思って転職することにしました。
スクールに通って多少勉強してからお店に入ったのですが、大量のクリームを混ぜることや、洗い物など重労働が重なりDさんにとっては楽しい職場ではありませんでした。
もう少しほんとうにその仕事がしたいのかを判断してから転職するべきだったと後悔されているそうです。
老舗ケーキの味が好きでパティシエに転職
地方公務員として働いていたEさんは、職場の同僚や上司に恵まれず不満な日々をすごしていました。
そんなある時、部署異動でとても残業の多い部署に回されてしまいました。
定時で帰れることが公務員としての最大のメリットと考えていたEさんは、公務員の仕事に見切りをつけました。
そして、昔から好きだった洋菓子を売る仕事をしたいと考えました。
以前出張の時に立ち寄った東京の老舗洋菓子店のケーキの味が忘れられずこの店で働きたいと思い転職しました。
就職できたもののEさんは味見とすることが多く8キロも体重が増えてしまいました。
また、修行も昔ながらの手法を取っており、見て覚えろという環境だったのでなかなか成長しにくい職場でした。
みんながライバル関係なので悩みを打ち明けることもできなくて精神的に参っているそうです。
事前にもっと仕事内容や教育体制について情報収集をしておけばこのようなことにはならなかったかもしれませんね。
その差はどこに? パティシエへの転職に失敗する人、成功する人
ここまでの内容をまとめて、転職に失敗しているパティシエと成功しているパティシエの特徴を比較してみましょう。
パティシエの転職に失敗している人に共通していること
仕事内容を中途半端に理解しており、厳しさなどがわかっていない
パティシエの転職に成功している人に共通していること
自分がやりたいことを明確にして仕事に臨んでいる
パティシエが転職に成功するためには、例えば「スクールを活用して、情報収集をしながら明確な目標を持つこと」といったことが秘訣と言えるかもしれません。
キャリアビジョンを明確にして、スクールを活用して情報収集を行おう!
最後に、パティシエをめざす方が上京して失敗せずに転職するためのアドバイスをお伝えします。
スクールを活用して情報収集を行い、自分のキャリアを築く準備をする
パティシエの転職にスクールをお勧めする理由
パティシエの転職にスクールをお勧めする理由は3つあります。
- 転職先での理想と現実の仕事のギャップを埋めることができる
- 同級生ができて、お互いに切磋琢磨できる
- 自分のキャリアを描くための転職先を探すことができる
以上のことから、スクールを積極的に利用して、有利な就活を進めてください!
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