既卒や第二新卒で上京してOA事務になりたいと思っている方や、地方から転職してOA事務になりたいと思っている皆さん。
実際に東京でOA事務に転職した人の体験を知りたい
と思ってこのページをお読みくださっていることでしょう。
OA事務とひとことに言っても、企業の特徴、仕事の中身や職責、扱うソフト、働き方のスタイルはさまざまです。
上京することで、希望通りの就職が決まればいいのですが、思っていた仕事と違うとか、東京で生活に困ってしまった、といった失敗は避けたいものです。
そこでこの記事では、実際に転職したOA事務の体験談を成功例も失敗例もご紹介します。
さらに、OA事務のための失敗しない転職方法も、合わせて解説します。
目次
転職してよかった!上京転職体験談【成功例】まとめ
東京でOA事務に転職することで、給料や待遇に満足している人や、スキルアップがかなった人はたくさんいます。
ここでは、転職に成功した3名の方の体験談をご紹介します。
一般事務からOA事務に転職
地元企業で一般事務として勤務していたAさんは、伝票整理、電話応対などが主な仕事でした。
パソコンスキルはそれなりにありましたが、これだという光るものが無くスキルアップをする必要がありました。
そんな折、勤務していた会社が他社と合併することになり人員整理をする必要があり希望退職者を募ることになりました。
合併後には勤務先が自宅から電車で1時間近くかかることと、待遇はほとんど変わることが無かったので、いい機会だと考えてAさんは転職活動を開始することにしました。
ただ、現状では転職活動をしてもいい条件のところでは採用されないことが分かっていたのでまずはスクールに通ってマイクロソフトオフィススペシャリストの資格を取得しました。
面接の時にもそういったスキルアップのために努力した部分が評価されて見事都内の企業に転職することができました。
月収も上がり、家賃補助も出る企業だったので会社までアクセスの良い場所にアパートも借りることができました。
現状に満足せず、スキルアップのために頑張ったことが報われたと喜んでおられました。
販売職からOA事務に転職
地元の洋菓子店で販売スタッフをしていたBさんは年々立ち仕事が体力的に難しくなってきたので何か別の仕事をしたいなと考えていました。
そう思って当時付き合っていた彼氏に相談したところ、ちょうど転勤で東京に行くことになりついてきて欲しいと言われて結婚を機に東京に行くことになりました。
東京に引っ越してきたと同時にBさんは、2人との貯蓄も増やすために働きたいと考えていたので事務職の仕事を探しました。
すると、事務職で採用されるにはパソコンスキルがある方が有利に働くことを知り、スクールに通って日商日本語文書処理技能検定試験2級とマイクロソフトオフィススペシャリストのエクセルの資格を取得しました。
事務系ソフトの資格取得を履歴書でアピールできるようになったため、即戦力として都内にある企業にOA事務として採用されました。
販売スタッフをしていた経験による持ち前の明るさと、パソコンスキルが功を奏して職場でも頼られる存在となって公私ともに充実されているそうです。
医療事務からOA事務へ転職
医療事務として働いていたCさんは、仕事内容について不満はありませんでしたが東京でいつか働いてみたいという気持ちともっと収入を増やしたいという気持ちがあり転職を決意しました。
パソコンスキルは高い方なので、この強みを活かした仕事をしたいと考えました。
求人サイトに登録して案件を探すと同時にスクールに通ってマイクロソフトオフィススペシャリストの資格を取得しました。
オフィス系の資格があったおかげで、OA事務として都内の専門商社に採用されることになりました。
スピードが求められる仕事ですが、効率よく進めたら定時で帰宅することができるのでCさんにはとてもマッチしている職場となりました。
さらには前職より収入も上がったので、そのお金で車も新しくしたそうです。
こんなはずでは!上京転職【失敗例】まとめ
東京での転職活動は、地方よりも有利な面はあるものの、安易に行動を起こすと失敗してしまう危険性もあります。
ここでは、お2人の体験談を通して、なぜ失敗したのか、その教訓を挙げていきます。
一般事務からOA事務へ、扱うデータに困惑
地元企業で一般事務として働いていたDさんは、収入アップのため東京でOA事務に転職しました。
前職でもデータ入力は経験していたので、OA事務でも十分やっていけると楽観視していたのですが、現職では多くのデータを集計し、報告書を作成するので、報告書1枚満足に仕上げるのにも時間がかかってしまい、同僚からもう少し早く仕事をして欲しいと小言を言われることもありました。
Dさんは、決して手を抜くタイプの人ではないのですが事前にパソコンスキルや、必要な資格を取得していなかったことで、人によっては怠けていると思われてしまうこともあったようです。
転職前に勉強しておけばこんな嫌な気分にもならなかったなとEさんは後悔されているそうです。
総務事務からOA事務へ スキル不足が足かせに
総務事務として地元で働いていたEさんでしたが、学生時代から東京で働きたいという気持ちがあり、数年たった今でもその気持ちは冷めることがありませんでした。
その夢をかなえるべく未経験ではありますが、都内の企業にOA事務として採用されることになりました。
転職先は、できたばかりのベンチャー企業で書類などのフォーマットも整備されておらずこれから作っていくという状況でした。
他者のフォーマットを参考にしたり、ネット上にある作り方を調べたりしながら整えていくので非常に労力が必要な作業でした。
ゼロベースからの仕事が多かったのですが周囲からは「完璧にやれよ」というプレッシャーがあり、関数やマクロの使い方も学んでこなかったので周囲のサポートが無ければ仕事が進められない状況となっておりとても肩身が狭い思いをされているそうです。
憧ればかりが先行してしまい、OA事務の仕事について何も分かっていなかったのでスキルも身に付いておらず入社してからの苦労が続いたとのことです。
その差はどこに? 上京転職に失敗する人、成功する人
ここまでの内容をまとめて、転職に失敗しているOA事務と成功しているOA事務の特徴を比較してみましょう。
OA事務の上京転職に失敗している人に共通していること
仕事内容について理解しておらず、スキルアップを怠っている
OA事務の上京転職に成功している人に共通していること
転職前に情報収集を行い、必要があれば勉強をしてスキルアップに努めている
OA事務が転職に成功するためには、例えば「転職前に必要なスキルを取得する」といったことが秘訣と言えるかもしれません。
転職時に有利になる資格をスクールで勉強しよう
最後に、OA事務をめざす方が上京して失敗せずに転職するためのアドバイスをお伝えします。
転職時に有利になる資格をスクールで学ぶ
という方法をお勧めします。
OA事務の転職にスクールをお勧めする理由
OA事務の転職にスクールをお勧めする理由は3つあります。
- それぞれの分野に精通した講師が教えるので講義がわかりやすい
- 資格取得までスタッフがサポートしてくれる
- 転職後の相談もできる充実のサポート体制