現在、地方在住で転職してIT業界に入りたいと思っている人は
「地方在住というだけで、採用選考に不利にならないだろうか?」
「地方から上京するということを、書類や面接でどう伝えたらいいのだろうか?」
と気になるのではないでしょうか?
IT業界では業務が東京に一極集中しているので、最新情報にふれてスキルを磨くためにも
一度は東京に就職・転職したほうが良いというのが現在主流の考え方です。
一方、採用現場では、地方出身者は住宅手当などのコストがかかるので、どうしても厳選採用になってしまう傾向もあるようです。
そんなIT業界で選考を突破し、内定が取れるように面接対策するにはどうすればいいか、企業の採用業務経験者に聞きました。
目次
【採用担当が教える】web面接の導入が進むIT業界では、地方出身者も面接に進めるチャンス大!
従来の面接は応募者が、地方からであっても東京の企業に直接出向いて面接を受けるというものでした。
しかし時代は変わりつつあります。
近年、IT業界では特に、自宅からパソコンやスマートフォンなどを使ってweb上で面接を受ける「web面接」を採用する企業が増えてきているのです。
積極的にweb面接を取り入れているのは、SEやプログラマー、webディレクター、webデザイナーなどを募集しているIT企業が多いようです。
これらの職種では、現在保有している知識やスキル、業務達成能力が重要視される傾向があるため、職務経歴書・スキルシートやポートフォリオなどの制作物の提出によって能力の有無を測り、web面接で質疑応答をするという選考を行うと、スピーディーに採用を決めることができるからです。
そういうわけでIT企業は、このweb面接を最も重視します。
実録! これがweb面接の実態と攻略法
質問を掘り下げて聞く事によって、理解力や判断力が明確になり、返って来た答えで折衝力が分かるのです。
要件定義などに関わるSEやwebディレクターに対しては、特に論理的思考が試されることになるでしょう。
例えば志望動機一つとっても
これは面接官の腕次第という点もあるのですが、
例えば志望動機を言ってくださいという質問は、99%どの企業でも質問されます。
ここで1つ言える事は、web面接では、カメラの前で意見を言う時は、カンニングペーパーが使えるという事です。
パソコンの画面の横でも、前でもあらかじめ志望動機を1分程度で言えるように、答えを企業のホームページや先輩情報などを見て、作文しておくことです。
そして、本番では棒読みにならない程度にすらすらと答えましょう。
問題はここからで、腕の良い面接官は、答えた内容に対して一部の表現を切り取って、「なぜあなたはそうしたのですか」とか「どうしてそう思ったのですか」と再度、質問を掘り下げて聞いてきます。
したがって、入社動機を書いたら、想定される掘り下げ質問を考えられるだけ考えておいて、質疑応答集を作っておく事です。
面接では自分の回答に「なぜ?」を繰り返せ!
しかし、腕の良い面接官はその答えに対して、なぜ、どうして、どのようにとさらに質問を出し来ます。
それに対しても、想定問答集を作っておくべきでしょう。
面接官は、質問と答えの両方を考えて、判断力や理解力や折衝力を引き出せそうと、何度も掘り起こして質問をしてきます。
それを想定して準備をしているのと、いないのでは、質問への答え方で論理性が全く違って来ます。
そして、志望動機だけではなく、その他の想定される質問への答えをあらかじめ書き出して想定問答集を考えられるだけ考えて準備をしておきましょう。
そうする事によって、結果的に企業をより良く理解できるといった良い面がさらに高まるでしょう。
そうすれば、自然と余裕もできて、ライバルに差がつけられるのではないでしょうか。
【事例・サンプル紹介】IT業界でよく聞かれる面接質問10選
IT企業の面接で実際にあった質問を紹介します。
想定問答作りの材料にしてください。
- IT業界に興味をもったきっかけを教えてください。
- この専門分野になぜ興味を持ったのですか?
- 当社を志望する理由を教えてください。
- なぜ転職しようと思ったのですか?※中途採用の場合
- 今まで辛かったことと、それをどう乗り越えましたか?
- 就職(転職)先を選ぶ上で、重視していることは何ですか?
- 入社後にやりたいことはありますか?
- 仕事をする上で大事にしていることは何ですか?
- 将来のキャリアプランはありますか?
- 普段どういうふうにIT関連の情報収集をしていますか?
以上が面接でよく聞かれる質問ですが、実際に上京して転職した人たちは、どのように乗り切ってきたのでしょうか。
成功事例と失敗事例、両方をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
web面接を行っている東京の大手IT企業は?
東京でweb面接を行っていることで有名な大手企業には、
例えばソフトバンク株式会社があります。
ソフトバンクショップの接客スタッフの面接は基本的にweb面接可能となっています。
さらに、現在ではインターンシップの面接もwebで行われています。
中途採用(キャリア採用)でもweb面接が選択できたという事例が報告されています。
ソフトバンクが今後注力していくビジネスのキーワードは「AI」「IoT」「ビッグデータ」「ロボット」「フィンテック」「サイバーセキュリティ」などです。
実務経験のある人はもちろん、学校で専攻していた人や、スクールで資格をとった人などはぜひ、応募を検討してみてはいかがでしょうか。
他にも東京にはIT業界の優良企業がたくさんあります。
転職におススメの、「ホワイト企業」をまとめましたので、参考にしてみてください。
上京してIT業界に就職・転職したい人は無料相談へ
最後に、東京でIT業界への就職・転職をめざしたい方や、この業界についてもっと詳しく知りたいけれど、どうすればいいか分からないという人に
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