夜行バスで上京費用は節約できる? 就活での移動手段の選び方

就職選考が進み、東京や首都圏の本社で面接を受けるように言われて、
移動手段に迷っている就活学生や転職活動中の社会人の皆さん。

上京の際の交通費は節約したいけれど、夜行バスを移動手段に
使うのは良いのかどうか心配している方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、夜行バスで上京費用は節約できるのか、そして就職・転職活動
での移動手段の選び方についてご紹介します。

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就活上京に使う夜行バスってどんなもの?

就活で上京する際に利用する、東京行きの高速夜行バスとはどのようなものでしょうか?
まずは、最近の夜行バス事情をご紹介します。

就活上京用の夜行バスは意外と快適

東京方面行きで、就活のために上京する人がよく使う夜行バスはどのような車両でしょうか?

多くは、座席を隣の席と仕切るカーテンがあって、ある程度のプライバシーを確保できます。
また、シートのリクライニングができ、仮眠しても疲れにくい設計になっています。

座席にはスマホ充電用のコンセントかUSBポートが標準設置されている車両が多数。
車内にはWi-Fiも飛んでいるので車内で就活サイトのマイページを見たりするのも安心です。

夜行バスと言うと、狭い車内でろくに寝られないというイメージがあった方も、安心してください。
地方から東京に向かう夜行バスは、想像以上に快適です。

実際に就活上京時に夜行バスを使った人は?

就活で上京する際の移動手段がいろいろある中で、夜行バスを使った人はどんな過ごし方をしていたのでしょうか?

ここで、就活生お2人の体験談をご紹介します。

夜行バスのヘビーユーザーだった上京就活生Aさん

北陸在住のAさんは、「東京→北陸→東京→東北→東京…」のように移動をし続けて、1週間夜行バスの中でしか睡眠を取らなかったこともありました。

説明会に参加しないとエントリーシートがもらえない企業が多かったため、交通費を無駄にしないよう、午前中から精力的に就活を行い、企業訪問数を増やしたと言います。

せっかくの上京、滞在時間を最大限生かすためにも、早朝から東京入りできる夜行バスはありがたい存在だったようです。

中距離も長距離の上京も夜行バスだった就活生Bさん

名古屋在住のBさんは、就活で10回以上、夜行バスを利用していました。

大阪に行くときはスーツのまま、東京まで夜行バスで行くときは私服で、と乗車時間に応じてリラックスできる服装を工夫していたと言います。

隣の人のいびきがうるさいなど、車中泊には苦労したそうですが、夜行バスのおかげで交通費が節約でき、上京チャンスが増えたことにメリットを感じたようです。

上京就活での移動を楽に! 夜行バスの選び方5選

就活で上京する際に夜行バスを使うと、費用が節約できるのが魅力ですが、金額だけで選ぶのは禁物です。

車中泊になっても少しでもリラックスして眠れる環境をつくることが大切なのです。

そこで、長時間の移動がもっと楽になる夜行バスの選び方を5点ご紹介します。

就活上京にはシートタイプに「1席独立」がある夜行バスを!

観光バスなどでよく見られる「4列スタンダードシート」は、料金は安いのですが車中泊には不向きです。

就活で夜行バスを使う場合は3列独立シートや3列(2+1)の独立席を予約すると良いでしょう。

さらに、横2列のみの配置で、座席もフルフラットに近いVIPなバスもあります。
転職活動中の社会人の皆さんで、予算に余裕があれば一度利用してみてください。

就活上京ではトイレ付きの夜行バスが安心!

夜行バスで移動する際は、お手洗いの心配もあります。そこで、夜行バスを検索するときはトイレ付きの車両を指定すると安心です。

サービスエリアでのトイレ休憩はあるものの、翌日の就活に備えて車中で寝るつもりの人はトイレ休憩を好きな時間に取れたほうが睡眠を妨げられずに済みます。

また、洗面所の鏡で身だしなみを整えることができるのも、トイレ付き車両のメリットです。

就活上京の夜行バスでは座席指定をしよう!

夜行バスの運行会社によっても異なりますが、予約時に座席指定を受け付けてくれるバス会社もあります。
座席指定のサービスがある場合は、利用すると良いでしょう。

窓側が落ち着く人もいれば、トイレに行きやすい通路側がいい人もいます。
就活時には自分に合った座席を選ぶと安心です。

就活上京の夜行バスでは到着時間のチェックを!

夜行バスを予約するとき、出発時間はよく調べる人も、到着時間を気にしない人も多いのではないでしょうか?

多くの夜行バスは早朝に到着するため、あまりに早く着きすぎると、到着後に過ごす場所がないこともあります。

できるだけ就活予定を考慮し、会社訪問の時間に近い便にするのがポイントです。

就活上京の夜行バスでは到着場所も大事!

私服で夜行バスに乗って、到着後に就活スーツに着替える場合は到着場所が重要となります。

お勧めは、「バスタ新宿」が利用できる新宿着の夜行バスです。
他のエリアに到着する場合も、近隣にネットカフェなどがある場所を選ぶようにしましょう。

到着場所の最寄りに狭いトイレしかないと、着替えに不便である上、身だしなみを十分に整えることができないと面接で不利になる恐れもあります。

就活上京で夜行バスを使うときの注意点は?

これまで就活のための上京の行程を快適に過ごすための夜行バス予約のコツを見てきましたが、一方で注意点があるのも事実です。

ここでは、就活上京で夜行バスを使うときの注意点を挙げておきます。

夜行バスより、飛行機での日帰り就活が安いことも

格安航空便(LCC)が運航されている路線では、就活上京する際、夜行バスより航空券のほうが、料金が安いことがあります。

例えば、東京-福岡間(片道)の場合、

  • 飛行機の最安値:5,700円
  • 高速バスの最安値:13,250円

(2019年11月の場合)と、その差額は2倍以上です。

このように、予約時にこまめに最安値を検索し、情報収集によって節約するようにしましょう。

夜行バスでの寝不足は、就活続行の致命傷!?

企業説明会の会場には、前列に座ってあくびをする人や、面接の控室で疲れてだらしなくしている人もいます。
このような態度は、すべて採用担当者に見られているので注意が必要です。

夜行バスでの寝不足が就活に響く恐れもあります。
就職内定までの選考が短期化し、面接が一度に集中する傾向にあるので、体調面も考慮し、東京までの移動に夜行バスだけを使うのはお勧めできません。

就活上京で、夜行バスと他の移動手段を使い分けるコツ

就活のための上京には夜行バスをかしこく使いたいですが、先に述べたように注意点があることも事実です。

では、夜行バスと他の移動手段を使い分けるためにはどうすれば良いでしょうか?

夜行バスではなくLCCで就活上京して前泊をする方法も

夜行バスより格安航空券を使ったほうが安いなら、交通費節約の面でも、寝不足予防のためにも飛行機での移動がお勧めです。

午前中から就活をする場合は、前泊することを考えましょう。

夜行バス以外で就活上京、前泊するなら民泊を使おう

就活で上京する場合、夜行バスの代わりに前泊を選ぶと宿泊費用が気になるところです。

そんな就活学生や転職活動中の社会人のために、就活生用の民泊があるのをご存知でしょうか?

民泊を利用することで宿泊費が格安になるばかりか、身だしなみやWi-Fi、スマホの電池切れの心配もなくなり、上京時のメリットが最も大きいと言えるでしょう。

まとめ

夜行バスで上京費用は節約できますが、快適さも考慮に入れて予約しましょう。

  • 就活上京にはシートタイプに「1席独立」がある夜行バスを選ぶ

  • 就活上京ではトイレ付きの夜行バスを選ぶ

  • 就活上京の夜行バスでは座席指定を選ぶ

  • 就活上京の夜行バスでは到着時間のチェックをする

  • 就活上京の夜行バスでは到着場所も重視する

この流れで夜行バスの便を選ぶのがお勧めです。

就活で上京する場合は、夜行バスとLCCなどの移動手段を使い分け、ここぞというときは前泊して万全のコンディションで臨みましょう。
就活生用の民泊は、前泊に最適な宿泊場所と言えるので、ぜひ利用してみてください。

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