現在地方に住んでいて、地方の生活には少し物足りない、上京すればもっと生活が充実するのではないかと漠然と考えていらっしゃる皆さん。
上京すれば、仕事もプライベートも両方充実するのだろうか?
と思ってこのページをお読みくださっていることでしょう。
そこでこの記事では、仕事とプライベートを両立させるための会社選びやライフスタイルの考え方をご紹介します。
目次
上京すれば比較的仕事とプライベートも両立しやすい
東京にはあらゆるコンテンツが充実しているので、レジャーにしても、習い事にしても、仕事以外にやることは簡単に見つかるはずです。
例えば仕事帰りのジム通いにしても、駅近の施設は数多くあり、プログラムも「暗闇フィットネス」をはじめトランポリンやVRを取り入れたものなど、進化形フィットネスと呼ばれるものが次々と投入されるので飽きることがありません。
企業としても福利厚生の一環でプライベートを充実させる環境を用意しています。
仕事とプライベートを両立するなら福利厚生を重視する
上京して、仕事とプライベートを両立させたいなら、企業選びの段階から福利厚生が充実している企業を選びましょう。
フィットネスクラブの法人会員やレストラン、公共施設優待ができるといった制度は有名ですが、東京の企業には、さらにユニークな制度を設けているところもあります。
実際にある福利厚生の一例にはこのようなものがあります。
- 社内英会話レッスンがあり、受講料の全額または一部が会社負担
- 会社がボルダリングジムの法人会員になっている
- マッサージルームでマッサージ師に施術してもらえる制度
企業が同業他社よりも採用条件を良くしようと思った場合、諸手当を増額する一環として、話題になるようなユニークな福利厚生を導入するというのも東京の企業ならではの特徴と言えます。
スポーツなどに本格的に打ち込みたい人には上京でチャンスも
学生時代にスポーツ選手だった人が社会人になっても競技に打ち込みたいと思えば、半ばプロ契約に近い「実業団」に入るというのがこれまでのやり方でした。
一方、最近の東京の企業では、実業団とは違う「アスリート採用」が活発になっています。
従来と異なるところは、アスリート採用をされた社員はフルタイムで働くということです。
総合職などで仕事の責任を果たすことで、トップレベルでなくても競技を続けることができるのです。
練習量は限られるものの、短時間に集中する工夫やメンタルの強さが競技に生かされ、勤務先で融通を利かせてもらいながら外部の遠征にも参加する人がいるそうです。
やりたいことができる上に生活が安定するので離職率が低く、企業にとってもメリットがあるため、アスリート採用は体育会系出身の第二新卒・既卒にも広がっているそうです。
なお、競技の対象を「eスポーツ」にまで拡大している企業や、音楽など幅広く「一芸採用」を行っている企業など、東京の企業の採用手法は実に多彩です。
趣味を持っている人は東京の環境でさらにステップアップ
会社の本業とは全く違う分野、例えば料理のレシピ動画などを趣味で配信している人も多いのではないでしょうか?
動画配信は自宅で、一人で行うことももちろん可能ですが、東京に行けばワンランク上の設備を利用できます。
Googleが運営するYouTube Space Tokyoは世界的に有名ですが、それ以外にも、気軽に利用できるレンタルスタジオや、都内のクリエイター同士のコミュニティーが多く存在します。
これから動画配信に挑戦したい人には、同じ趣味を持つ仲間とコラボしながら考えていくほうが始めやすいでしょう。
こういった環境が充実している東京に来れば、休日には、仕事とはまた違った趣味の才能が発揮できるのではないでしょうか?
プレミアムフライデーを満喫してオンオフを切り替え
プライベートを充実させたいならオンオフをしっかり切り替えることが大切。
交通が便利な東京だからこそできる、オフの過ごし方をしている人もたくさんいます。
金曜日は仕事を定時に切り上げて余暇を充実させようという「プレミアムフライデー」が提唱されて久しいですが、東京の職場ではそれを実践する選択肢がたくさんあります。
- 東京駅や羽田空港を金曜日の夕方出発する国内旅行プラン
- 金曜夜出発の「大人のスキーツアー&スノボツアー」
- 土曜泊すると金曜が無料または割引になる関東のキャンプ場
こういった「仕事終わり」の需要に応えてくれる東京のレジャーはたくさんあります。
キャリアアドバイザーが答えるプライベートを充実させるコツQ&A
プライベートを充実させるには何をすればいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか?
そもそも無趣味でこれからやることを考えている人もいるかもしれません。
仕事にも良い影響を与えるプライベートの過ごし方について、キャリアアドバイザーに聞きました。
東京に来れば趣味は見つかるものでしょうか?
地域によってはこれといった観光資源がなく、ついついパチンコやゲームに時間を費やしてしまうというケースが見られます。
東京には多くの娯楽があることは確かであり、街を歩いているだけでもその選択肢は広がるはずです。
長く続けられて創造性も発揮できるよう、上京して習い事を始める人もたくさんいます。
情報収集には、フリーペーパーでスクールを探し、無料体験や1回完結レッスンなどを試してから実際に受講を始めるのがお勧めのパターンです。
自分は仕事人間だという人は、仕事に役立つ資格のスクールなどを検討してみると良いでしょう。
仕事もプライベートも両方頑張るのは不安
まずは仕事に全力集中するのがお勧めです。
企業の面接では、休日はどんなことをしているか聞かれる場合も多くあります。
それは、応募者がストレス解消法を持っているかを聞くのが目的であり、本格的な趣味を持つべきだとプレッシャーをかけているわけではありません。
とは言え、休日は寝るだけというのもお勧めできません。
休日になると深夜まで起きていたり、翌日は昼近くまで寝ていたりすると生活リズムが安定せず、その影響で勤怠も不安定になってしまうリスクがあります。
休み明けの月曜日の朝に万全なコンディションで仕事に臨めるよう、休日はリラクゼーションを重視し、軽く体を動かしておくことがおすすめです。
東京で趣味仲間を作るには?
東京の会社では、プライベートで趣味や一芸を持っている人は多いかもしれませんが、昔あった社内での部活動といったものは下火になっています。
しかし、会社の部署や担当業務とは関係なく、同じ趣味の人が見つかれば情報交換が始まるケースは意外と多いです。
同じ趣味の人を見つけたければ、昼休みの雑談などで趣味の話をしてみるのもおすすめです。
会社以外では、住んでいる区やエリアの情報をSNSなどで検索し、近くで募集しているサークルに参加するというのも定番の方法です。
スポーツ、音楽、ダンスなど、募集対象は幅広いです。
※ただし、スポーツサークルを装った怪しいビジネス勧誘もあるので注意して参加してください。
まとめ プライベートを充実させるのは行動次第
東京に行けば、地方よりもプライベートが充実する機会は増えます。
しかし、行動しなければなにも始まりません。
今日はあくまでも仕事とプライベートを両立させるためのスタート地点を紹介したにすぎません。
仕事のスケジュールとお財布の中身と相談しながら東京生活に花を添えてください。
会社の福利厚生や、ユニークな採用方法について詳しく知りたい方は、ぜひ当サイト「みさぽ」の上京支援サービスにご相談ください。