無職でも営業職に転職するコツ&5つの体験談

正社員、総合職に就くために営業職を目指している方や、以前、営業系の仕事に就いていて復帰を目指している皆さん。
実際に無職から営業職に就職した人の体験を知りたい
と思ってこのページをお読みくださっていることでしょう。

営業職の中には、年齢・経験不問の求人も多く、応募しやすい職種の一つです。
また、基本給が他の職種より高めである上、手当が上乗せされれば東京でも余裕を持った生活ができます。

一方で、向き不向きが分かれる職種でもあるので、転職しても長続きするか不安に思っている方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、実際に転職した営業職の体験談を成功例も失敗例もご紹介します。
さらに、営業職のための失敗しない転職方法も、合わせて解説します。

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転職してよかった!上京転職体験談【成功例】まとめ


東京で無職から営業職に転職することで、給料や待遇に満足している人や、スキルアップがかなった人はたくさんいます。
ここでは、転職に成功した3名の方の体験談をご紹介します。

無職から正社員の営業職に転職

地元で物流センターのアルバイトをしていたAさんは電話、来客対応、配送経路の指示などが仕事でした。
ところが、景気の悪化により解雇されてしまいました。
地元には良い仕事もなかったので、知人を頼って上京することにしました。

知人の家で居候をしながら、アルバイトで生計を立てることにしましたが、いつまでも居候という訳にもいかないので、正社員の仕事を探すことにしました。
転職エージェントに相談してみては、と知人から話があったので、足を運んでみました。

面談をしながら、早く行き先を決めたい旨、社員寮がついている企業に就職したいという条件も伝えました。
2か月ほどかかりましたが、都内のマンションを中心に扱う不動産会社に就職することができました。

給与もインセンティブなどがあり、地元にいたときよりはるかに多い給与がとても魅力的だったそうです。
なおかつ、住宅手当が充実しているということでとても満足できており、初任給で知人にこれまでの家賃として20万円も支払うことができたそうです。
今後は商品知識や営業スキルをブラッシュアップしていきたいと頑張っておられます。

※インセンティブは「販売報奨金」という意味で、企業によっては『歩合給』『出来高給』『業績手当』などと呼ばれています。
頑張りが給与に反映される仕組みなので、営業職で収入アップを目指したい人は、転職エージェントにインセンティブのある求人を相談してみましょう。

1年間の放浪を経て営業職に転職

大学卒業後地方のショッピングモールで働いていたBさんは、働いて4年目に差し掛かった時、新しい上司との意見が合わずいじめられてしまいました。
本社にその旨を伝えましたが、握りつぶされた上、職場の秩序を乱す問題社員として一方的に解雇されてしまいました。
すぐに再就職しようと考えていましたが、地元のお店とショッピングモールは以前から対立していたということもあり、ショッピングモールで働いていたBさんは、どのお店も面接さえ行ってくれませんでした。

そんな地元に嫌気がさしたBさんは、1年間ぶらぶらとした後、親戚を頼って上京しました。
親戚からは、半年以内なら部屋を使っても良いと言われたので、転職エージェントに協力してもらいながら仕事を探すことにしました。

1か月ほどして、都内の食品関係のメーカーから会いたいと連絡があり、面接してもらえることになりました。
そこでBさんは自らの境遇を語り、これからどんな風にキャリアプランを描いていきたいかを熱心に語りました。

結果として、Bさんは採用となりました。
今は新規開拓を行う営業部に配属されて、スーパーや専門商社を行脚しているとのことです。
ショッピングモールで働いていた時の経験が役立つので、売り場づくりなどの提案もできており、取引先からの信頼も厚いとのことです。

飲食店のマネージャーから営業職に転職

地方で数店舗展開している居酒屋チェーンのエリアマネージャーをしていたCさんは社員教育などにも精力的に取り組んでいましたが、景気の悪化によりお店が倒産してしまいました。
元の社員を束ねて新しい飲食店をやろうという話もありましたが、方向性の部分で他のメンバーとズレが出てしまい、それもうまくいきませんでした。

そこで、長年住み慣れた場所を離れ、東京に新天地を求めることにしました。
貯金でしばらくはなんとかなりそうだったので、転職エージェント会社に足を運んで、今後のことを相談してみました。

年齢的に選べる職種の幅はそこまで広くありませんでしたが、長年の飲食店での経験がこの時にとても役立ったそうです。
相談してから2週間後に、とある飲食系コンサルタント会社からエージェント経由で、営業部門の責任者の仕事がある、と連絡がありました。

コンサルティング業務は全く考えていないものでしたが、Cさんにとっては長年の経験が自分の財産であることを改めて認識できた機会でした。
面接に足を運んで、事業説明を受けてみると、自分の価値観にあった仕事だとCさんは思ったといいます。

飲食店ならではの難しい場面も多く失敗もありますが、何とかコンサルタントとしてご活躍されているそうです。

転職するんじゃなかった!上京転職【失敗例】まとめ


東京での転職活動は、地方よりも有利な面はあるものの、安易に行動を起こすと失敗してしまう危険性もあります。

ここでは、お2人の体験談を通して、なぜ失敗したのか、その教訓を挙げていきます。

ノルマのキツイ営業会社がストレスに

地方のアパレルショップで働いていたDさんは、店長と喧嘩をして仕事をやめてしまいました。
3か月ほどたって、東京に出てLPガスを販売する会社の営業職の面接を受けました。

ハローワーク経由で、問題のない会社だろうと安心していましたが、1か月の研修が終わった後配属が決まるとこの会社に入ったことを後悔したそうです。

その会社では毎日朝礼があり、今日はどれだけ契約を取ってくるかをみんなの前で宣言させられるといいます。
もしそれが叶わなかったら、帰社後になぜできなかったのかをまた全員の前で話し、月間の売り上げ目標に対してどのようにアプローチするのかを言わなければなりません。

これがDさんにとってはとんでもないストレスになっていました。
結果として、ノルマのために自爆営業をしてしまうなど非常に苦しいことになっており、今は会社を辞めようかと考えているそうです。

面接ではこういったことは分かりませんでしたが、事前に第三者などから情報提供があればこういった会社は選ばなかったと後悔されているそうです。

楽に転職できた営業職だったが

高校中退したのち、25歳までアルバイトで過ごしてきたEさんは、将来のことを考えたときに正社員の方が良いのかな、と少しずつ意識するようになりました。

更にお姉さんが結婚するということもあり、そろそろ自分もしっかりしてほしいとご両親から言われたことで、一念発起して正社員を目指すことにしました。

東京にいる親戚を頼り、ハローワークと職業訓練学校にも通いました。
そうして、唯一面接をしてくれた保険会社のライフプランナーとなりました。
学歴不問で成績至上主義の会社ということでEさんは安心していましたが、一定の営業ノルマを越えることができないと解雇されてしまうというリスクもありました。

最初の半年ほどは大きなトラブルもなくノルマを達成できていましたが、そのエリアのお客様をある程度回ってしまったことで、ノルマの達成が徐々に難しくなってきてしまいました。
更には女性特有のトラブルや足の引っ張り合いもあり、Eさんは非常に疲れてしまい、結局1年半ほどで解雇されてしまいました。

有名な会社でしたが、離職率も高いので、とにかく人員が欲しかったのだな、と辞めたあとになってEさんは思いました。
もう少し落ち着いて会社選びをしていたら、短期離職というキズもつかなかっただろうと後悔されているそうです。

その差はどこに? 上京転職に失敗する人、成功する人


ここまでの内容をまとめて、転職に失敗している営業職と成功している営業職の特徴を比較してみましょう。

営業職の上京転職に失敗している人に共通していること

営業職の職場には独特の社風を持っているところも少なくなく、実態を知らないと社風に合わないことがストレスになってしまいます。
ほかにも、数字へのプレッシャーが強い、商材が売りにくいなど、働きにくい条件が考えられます。

採用へのハードルが低い会社ほど、入社後に苦労する可能性がありますので、面接時に逆質問するなどして見極め、時には辞退する勇気も必要だったかもしれません。

営業職の上京転職に成功している人に共通していること

業績が上昇している営業現場では、既存顧客と良好な関係が築けているとか、ネットを駆使して訪問しなくてもアポや受注が取れている、製品・サービスが改良されてお客様満足度が高いなど、有利な環境が整っています。
つまり、人が無理して頑張らなくても売れる仕組みがあるのです。
人柄が良い人なら、特殊な営業テクニックなどなくても問題ないので、未経験者や異業種出身者が活躍できるのもうなずけます。

このような職場に転職すれば、飛び込み営業や無理な新規開拓営業をさせられる心配がないことはもちろん、目標も十分達成可能なものに設定されているので、叱責される心配もなく、頑張ればインセンティブが上乗せされるという理想的な環境になるはずです。

つまり、営業職が転職に成功するためには、「売れる仕組みのある会社を見極めること。面接で逆質問するか、自力で判断するのが難しければ、転職エージェントに実態を聞く」といったことが秘訣と言えるでしょう。

一人で悩まず転職エージェントに相談を!


最後に、無職から営業職をめざす方が上京して失敗せずに転職するためのアドバイスをお伝えします。

転職エージェントを使ってしっかりと情報収集を行う

という方法をお勧めします。

無職から営業職への転職に転職エージェントをお勧めする理由

営業職の転職に転職エージェントをお勧めする理由は3つあります。

  1. 現在の営業職は職務が多様化しており、サービス業経験などの接客スキル、事務職経験などのデータ集計スキルも評価される傾向。異業種出身でも高収入のチャンスがあるので、第三者に予め評価してもらったほうが安心
  2. 営業の現場は、売りやすい体制やシステムを持っている会社と、それが全くない会社のギャップが激しい。後者は「ブラック企業」になりやすいため、転職エージェントが実態を精査した上で取り扱っている会社のほうが安心
  3. 営業職の給与体系は、基本給のほかにインセンティブやボーナス、各種手当があり、他の職種より複雑。入社時の適切な給与の交渉はプロに任せたほうが安心

以上のことから、転職エージェントを積極的に利用して、有利な就活を進めてください!

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