既卒や第二新卒で上京して病棟クラークになりたいと思っている方や、地方から転職して病棟クラークになりたいと思っている皆さん。
実際に東京で病棟クラークに転職した人の体験を知りたい
と思ってこのページをお読みくださっていることでしょう。
病棟クラークは、ナースステーションなどで患者さんの入院手続きをしたり、カルテの代行入力や整理をしたりする仕事です。
受付窓口を担当する医療事務とは仕事内容が随分異なります。
また、病棟クラークとひとことに言っても、病院の特徴、仕事の中身、働き方のスタイルはさまざまです。
上京することで、希望通りの就職が決まればいいのですが、思っていた仕事と違うとか、東京で生活に困ってしまった、といった失敗は避けたいものです。
そこでこの記事では、実際に転職した病棟クラークの体験談を成功例も失敗例もご紹介します。
さらに、病棟クラークのための失敗しない転職方法も、合わせて解説します。
目次
転職してよかった!上京転職体験談【成功例】まとめ
東京で病棟クラークに転職することで、給料や待遇に満足している人や、スキルアップがかなった人はたくさんいます。
ここでは、転職に成功した3名の方の体験談をご紹介します。
販売員から都内で病棟クラークに転職
地元で化粧品の販売員をしていたAさんは、年齢と共に立ち仕事が辛くなってきて転職を考えていました。
そんなこともあり、仕事から帰ると転職サイトで掲載企業を品定めする日が続いていました。
そんな折、以前入院した時に入退院時のサポートをしてくれた病棟クラークの方に偶然再会しました。
入院中もよく話した仲だったので、今の仕事の悩みなどを打ち明けたところその人と同じ病棟クラークとして働いてみてはと提案を受けました。
求人サイトに登録すると同時に、病棟クラークになるには医療事務検定と医療秘書日納検定を取得しておくと良いとアドバイスを受けたためスクールで勉強を始めました。
まったく畑違いの業界からの転職でしたが、スクールでの授業と転職サポートもあり見事都内の病院で病棟クラークとして就職することができました。
以前のような立ち仕事もなくなり、収入も上がったので大満足な転職でした。
ホテル接客業から病棟クラークに転職
地方都市でホテリエとして働いていたBさんは、接客のほかに予約管理や客室手配などをしており月18万円の手取りでした。
接客を通じてお客さんと話すことや、喜ぶ顔を見ることは好きだったのですが、不規則な勤務形態に体力面で不安を覚え負担の少ない事務職へ転職することにしました。
人材関係の仕事をしていた友人に相談したことや、転職サイトを見てみると病棟クラークの仕事が目に留まり、興味を持ちました。
医療秘書技能検定等の資格があると転職する際に良いと友人からもアドバイスを受けたため、スクールに通うことになりました。
資格があったため履歴書でアピールできる部分も増えて、Bさんも自信が付きました。
面接も順当に進み、未経験ながら都内の病院で病棟クラークへ転職することができました。
手取りも以前よりアップして、Aさんの希望がすべて叶った転職となりました。
パートから病棟クラークへの転職
地元でスーパーの店員として働いていたCさんは、レジ打ちや在庫管理が主な業務でした。
将来のことを考えて、店長にも正社員になりたいと嘆願したのですが、聞き入れられませんでした。
この先も聞き入れてくれないだろうと、見切りをつけたCさんはなにか就職するために有利な資格を得ようと考えました。
友人に相談したところ、医療事務の資格をすすめられました。
需要も高まっている資格だったので、医療事務の資格取得のためにスクールに通い始めました。
スクールで医療事務に加えて、医療秘書技能検定の資格も取得したCさんは、待遇の良い都内の病院に応募して病棟クラークとして採用されました。
念願の正社員ということで、資格も持っていたので収入も前職より大幅にアップしました。
こんなはずでは!上京転職【失敗例】まとめ
東京での転職活動は、地方よりも有利な面はあるものの、安易に行動を起こすと失敗してしまう危険性もあります。
ここでは、お2人の体験談を通して、なぜ失敗したのか、その教訓を挙げていきます。
経理事務から病棟クラークへ転職
地元企業で経理事務として働いていたDさんは、毎日のルーティン業務に嫌気がさしてもっとやりがいのある仕事をしたいと思っていました。
そんな時に求人サイトにあった病棟クラークの募集に応募したのです。
ワード、エクセルは使いこなすことができましたが、医療関連の基礎知識が全くないまま転職したので、入力作業もいちいち周囲に確認しながら行う必要があり、その他にもカルテ管理や病室の手配などやることが多く事前に勉強しておけばこんなことにはならなかったのではと、後悔されているようです。
介護職員から病棟クラークへ転職
地元の介護施設で働いていたEさんは、体力的な限界を感じで転職することにして、病棟クラークになりました。
介護施設で働いていたので医療知識や、経験が活かせると思ったのですがカルテ管理や手配のためパソコンを使う業務が多く、機械関係が苦手なEさんは時間がかかってしまい仕事が遅れてしまい職場の先輩から叱責を受けることもありました。
資格を取得するのはもちろんのことなのですが、Eさんの様にパソコンスキルがなければこの仕事は難しいため、事前に勉強しておくことを強くおすすめします。
その差はどこに? 上京転職に失敗する人、成功する人
ここまでの内容をまとめて、転職に失敗している病棟クラークと成功している病棟クラークの特徴を比較してみましょう。
病棟クラークの上京転職に失敗している人に共通していること
病棟クラークの仕事の一部分しか見ていないので、勉強していなかった部分で苦労している
病棟クラークの上京転職に成功している人に共通していること
多角的に物事を見ており、必要な資格や知識を事前に取得している
病棟クラークが転職に成功するためには、例えば「業務内容をしっかり把握して必要な資格、知識を取得する」といったことが秘訣と言えるかもしれません。
スクールで病棟クラークに必要な知識とスキルを身に着けよう
最後に、病棟クラークをめざす方が上京して失敗せずに転職するためのアドバイスをお伝えします。
スクールで病棟クラークに確かな知識とスキルを身につける
という方法をお勧めします。
病棟クラークの転職にスクールをお勧めする理由
病棟クラークの転職にスクールをお勧めする理由は3つあります。
- スクールでは独学では得られない総合的な知識を学べる
- 資格取得に向けた充実したカリキュラムがある
- 資格取得だけでなく、転職サポートも充実している