既卒や第二新卒で上京して受付になりたいと思っている方や、
地方から転職して受付になりたいと思っている皆さん。
実際に東京で企業受付に転職した人の体験を知りたい
と思ってこのページをお読みくださっていることでしょう。
受付とひとことに言っても、企業の特徴、仕事の中身、働き方のスタイルはさまざまです。
上京することで、希望通りの就職が決まればいいのですが、思っていた仕事と違うとか、東京で生活に困ってしまった、といった失敗は避けたいものです。
そこでこの記事では、実際に転職した受付の体験談を成功例も失敗例もご紹介します。
さらに、受付のための失敗しない転職方法も、合わせて解説します。
目次
転職してよかった!上京転職体験談【成功例】まとめ
東京で受付に転職することで、給料や待遇に満足している人や、スキルアップがかなった人はたくさんいます。
ここでは、転職に成功した3名の方の体験談をご紹介します。
都心の生活に憧れ、企業受付に転職成功
地方の企業で受付業務に従事していたAさん。
仕事内容は来客の受付と案内、お茶くみ等が主な仕事で、特に仕事や待遇面に不満はありませんでしたが、都心での生活にあこがれて転職を決意しました。
まずは、転職エージェントに会員登録を行いAさんの希望を満たしている都心の会社に応募していきました。受付事務としてのこれまでの経験が活かせることを念頭に置いて転職活動を開始しました。
転職活動を開始後数カ月で、これはと思う職場に出会えたとのことです。
そして念願だった都心での新生活を始めていらっしゃいます。
今回の転職で叶ったのは憧れの都心での生活だけではなく、困ったことや仕事の分からないことを相談できる同僚を得たことです。
今ではプライベートでもよく遊ぶ人たちになりました。
企業受付に転職して働き方改革
残業なし、週休2日のプライベート重視の仕事を目指して転職活動を開始したBさん。
企業受付の仕事をする前は幼稚園教諭として活躍されていました。
クラスの担任を持ちながら子供たちが帰宅した後は、発表会などのイベントごとの準備や職員会議や、保護者からのクレーム対応、仕事が片付かなければ持ち帰って仕事をする日もありました。
給与は月25万円で賞与は年2回の支給でしたが将来的なことを考えた結果、長く働ける仕事ではないと考えて転職を決意し、まずは転職エージェントに登録しました。
会社選びで重視したことはワークライフバランスです。
残業が無いこと、週休2日はBさんにとっては必須の条件でした。
結果的に第二希望の企業に内定を貰い働くことになりました。
入社以来1度も残業もなく、カレンダー通りの休日がありプライベートも非常に充実されているとのことです。
同僚も多く1人あたりの仕事量もそこまで多くないことがBさんにとっては非常に良かったようです。
エージェントと二人三脚で企業受付に転職
転職前は、地方の惣菜店でパートとして働いていたCさん。
仕事は総菜の調理と販売でこれといったスキルが無くても行える仕事でした。
週4日、時給800円で働いて月収7万円程度でした。
しかし、ご主人が転勤で東京本社へ配属されることになりました。
引っ越してからもパートで働くということも考えましたが生活費等を考えた場合にCさんもフルタイムで働く方が、家計の助けになると考えました。
転職エージェントに登録をして面談と電話を活用しながら応募企業の選定を行いました。
今回の転職でCさんが重視したのは家事等に影響が出ない範囲で働けることです。
転職エージェントを活用しながら、ネットの募集要項だけでは分からない応募先企業の雰囲気や離職率など細かい情報を集め、整理してご自身の希望を明確にしていきました。
慣れない土地で転職するので、転職エージェントの協力はCさんの転職活動を効率的にする手助けとなりました。
そして無事Cさんは、希望通りの会社に入社することになりました。
転職するんじゃなかった!上京転職【失敗例】まとめ
東京での転職活動は、地方よりも有利な面はあるものの、安易に行動を起こすと失敗してしまう危険性もあります。
ここでは、お2人の体験談を通して、なぜ失敗したのか、その教訓を挙げていきます。
企業受付に転職をしたのにテレアポ?
地方でアパレル店員として働いていたDさん。
都心で働きたいという思いからネットで企業受付を募集していた企業に応募されました。
アパレル店員時代の接客スキルが評価され希望通りに入社することが叶いました。
しかし、Dさんの希望していた仕事と、実際の仕事内容は違っていたのです。
企業受付として採用されたものの、与えられた業務のほとんどはテレアポとして電話をかけ続ける毎日で、受付業務は交代制となっており週2日しかなく、名ばかりの企業受付といっても過言ではない状況がありました。
募集要項を見直してみると、テレアポ業務も業務内容に含まれていましたが業務の割合としてテレアポが多いとはDさん自体思ってもいませんでした。
Dさんが見た募集要項では、虚偽の記載をしていた訳ではないので、不満は残るものの会社には業務内容が違うと抗議はできません。
Dさん自身、応募時や面接時に詳しく業務内容を確認しておくことや、周囲の人に相談することで、より希望を叶えられる仕事に就くことができたのかもしれません。
平均年齢が高い企業受付に転職
地方の不動産会社で勤務していたEさんは、日々外回りの営業として頑張っていましたが、現状に満足することができず、落ち着いた環境で仕事ができる都内の企業受付に転職することにしました。
転職活動を開始したものの、日々の仕事などの忙しさもあり、Eさんが希望の転職先を決定するための判断材料である情報を十分に集めることができませんでした。
そのため、転職先企業で働き始めた後、こんなはずではなかったと思う状況に陥ったのです。
なんといってもEさんが苦労しているのは人間関係です。
転職先の企業受付の先輩はEさん以外の3名が在籍していますが、皆50代以上のベテラン女性社員のみで雑用等はすべてEさんが率先して行わなければならない状況でした。
先輩たちとどう関わっていけばいいかも分からず、気軽に相談できる同僚もいなかったため、毎日会社に行くのが辛くなってしまいました。
給与や福利厚生も大事ですが、配属部署の年齢構成や雰囲気も調べておけばーーとEさんは、転職をする前に自分に教えてあげたいと嘆いています。
その差はどこに? 上京転職に失敗する人、成功する人
ここまでの内容をまとめて、転職に失敗している企業受付と成功している企業受付の特徴を比較してみましょう。
受付の上京転職に失敗している人に共通していること
自身が転職しようとしている企業の、情報を十分に収集することができずに、内定を受諾してしまうことです。
ネットからの直接応募の際に多いのですが、書いてある情報のみで判断することになり、こうじゃなかったと思う部分が多い傾向があります。
受付の上京転職に成功している人に共通していること
転職のプロである転職エージェントに相談をして、「こんなことまで教えてくれるのだろうか。」と思う情報も引き出して希望する転職先を探しています。
自分の人生なので遠慮することなくやった人は成功しています。
企業受付が転職に成功するためには、例えば「転職のプロに、あなたが行きたい企業についてこれでもかと教えてもらう」といったことが秘訣と言えるかもしれません。
転職エージェントを使った情報収集を欠かさないこと
最後に、受付をめざす方が上京して失敗せずに転職するためのアドバイスをお伝えします。
転職エージェントを使った情報収集を欠かさない
という方法をお勧めします。
受付の転職に「エージェント」をお勧めする理由
受付の転職にエージェントの活用をお勧めする理由は3つあります。
- 求人票にはない企業の生の、そして最新の情報を知ることができます。
- 第三者の意見を取り入れることができるので、求人に関する誤解を防ぐことができます。
- 転職のプロのアドバイスを聞くことで自信の希望をより明確化できます。